こんにちは
老後を暮らしていくには、2000万円ないといけないらしいけど、どうやったら貯められるの?
今回は、この疑問について解説したいと思います。
世間では「老後2000万円問題」と言われているので、皆さんも聞いたことがあると思います。
2000万円は大金ですが、問題を解決するのはとてもシンプルです。
それは、iDeCo、もしくは積み立てNISA口座を開設し、投資を行うことです。
この記事を読むと以下のことが分かります。
iDeCo積み立てNISAとは何か分かる。
具体的に何に投資すればいいいか分かる。
何年で2000万円を達成できるか分かる。
2000万円を貯めるのに貯金が向いていない理由が分かる。
老後までに2000万円貯める方法
最初に言いましたが、2000万円問題を解決する方法はiDeCo、もしくは積み立てNISA口座を開設し、投資を行うことです。
以下で解説します。
iDeCo、積み立てNISAとは何か?
まず、iDeCo、積み立てNISAとは何か?について簡単に解説します。
まずiDeCoは簡単に言うと、自分で積み立てて運用する年金だと思ってください。
一度積み立てると年金を60歳まで引き出すことができませんが、年間積み立てる額に応じて、税金控除が受けられます。
また、運用して出た利益に対して、税金がかからないのも良いところです。
積み立てNISAとは、簡単に言うと20年利益に税金がかからない投資口座だと思ってください。
どちらとも、税金ががからない投資口座です。
また少額から運用できるので、投資をやったことない人も安心してできます。
何に投資すればいいか?
次に具体的に何に投資すればいいか?
答えは、「米国株式インデックス」です。
「何それ?意味分かんない!帰る!」
まって!!帰らないで!!
簡単に説明します。
「米国株式インデックス」とは、アメリカの株式の指数と同じような成績になることを目指す、投資信託です。
日本では、「日経平均株価」のようなものです。
しかし、アメリカの指数と日経平均株価では、その成績がまったくちがいます。
いかがですか?
日経平均株価はここ数十年上がったり、下がったりを繰り返していますが、アメリカの指数「S&P500」は数十年間右肩上がりです。
当然、この先S&P500が成長を続けるかどうかは誰にも予想できません。
しかし、過去から学び投資をするなら、日本よりアメリカの指数に投資する方が合理的な判断だと思います。
「楽天・全米国株式インデックスファンド」
「SBI・バンガード・S&P500インデックス」
「eMaxisSlim米国株式インデックス」
という名前で売れているので口座開設後に探してみて下さい。
何年で達成できるのか?
それでは、具体的に何年で2000万円は達成できるのか?
仮に、年収400万円30歳の会社員が月々23000円ずつ、5%で運用すると
30年で1900万円になります。
iDeCoや積み立てNISAのシミュレーションは、多くのサイトで簡単に行うことができます。
シミュレーション | 個人型確定拠出年金(iDeCo) | 楽天証券
積立かんたんシミュレーション | 投信積立 | 投資信託 | 楽天証券
貯金が向いていない理由
さてここからは、貯金での2000万円達成をおすすめしない理由を紹介します。
インフレに対応できない
まず一つ目の理由として、インフレに対応できません。
インフレとは簡単に言うと物価が上がることです。
インフレが起こるとお金の価値が下がるので、あなたが一生懸命貯めた2000万円では老後インフレが起こっていた場合に、2000万円では足りないことが考えられます。
しかし、投資を行っていた場合は、その心配がありません。
毎月の負担が大きい
2000万円を30歳から貯め始めた場合、60歳まで5万5000を一回も欠かすことなく貯金しないといけません。
30年の間にリストラや転職、子どもの養育費に家のローンも考えると毎月5万5000円の貯金はとても大変です。
しかし、先ほどのシミュレーションで例に出したのは30歳、年収400万で月々23000円でした。
30年後は1900万円だったとはいえ、半分以下の積み立てでほぼ達成してしたことを考えると、貯金より投資のほうが効率的であると言えると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
2000万の資産を作ることは、労働だけではとても大変です。
せっかく政府が税金の面で有利な制度を作ってくれているので、利用しないてはありません。
今回の記事で投資について興味を持たれた方は、是非これから勉強していきましょう。
おすすめの書籍も載せておくので参考にしてください。