こんにちは!!皆さんはいくつの証券口座を開設しているでしょうか?
積立NISAやiDeCoなどでファンドに積立投資をしている人は、一つあれば十分です。
しかし、個別株投資を行っている人、米国や日本、中国など、あらゆる国へ投資をしている人にとっては、証券口座が一つだと不便に思うことがあります。
そこで今回は、証券口座を複数開設するメリットとデメリットについて紹介したいと思います。
- 個別株に挑戦したいと思っている方
- 証券口座を一つしか持っていない方
これらに当てはまる人はこの記事をぜひご覧になってください。
証券会社を複数使い分けるメリット
まずはメリットから解説していこうと思います。証券口座を複数使うメリットは以下の四つです。
一つずつ解説します。
幅広い投資商品を扱える
投資信託などの投資商品は証券会社によって微妙に違うことがあります。
特定の証券会社しか扱っていない投資商品に投資したい場合、その投資商品を扱っている証券会社の口座を持っていないと、投資することができません。
例えば、2021年にとても流行したARKKというETFはサクソバンク証券、IG証券など、限られた証券会社でしか買うことができませんでした。
こういったどうしても投資したいものがあれば口座を開設するメリットになると思います。
証券会社の強みを生かせる
各証券会社には独自の強みがあります。
例えば、マネックス証券のクレカ積立のポイントは業界1位の1.1%を誇りますし、銘柄分析ツールが優秀です。
楽天証券はその他の楽天サービスと連携させることで、楽天ポイントがたくさん貯まるようにデザインされていたり、投資信託やETFの購入に楽天ポイントを使うことができます。
こういった、証券会社ごとの強みを使えば、証券口座が1つの場合と比べて、お得に投資できることがあります。
システムトラブルに対応しやすくなる
普段使っている証券会社が、システムトラブルを起こした場合、復旧のためにしばらく取引ができないことがあります。
このような時に、他の証券会社の口座を持っていれば対応できることもあるかもしれません。
IPOに当選しやすくなる
IPOとは「新規公開株」のことで、未上場だった企業が上場する時に、最初の株主を募るものです。
IPOの株は高い確率で値上がりが期待できるため、抽選で最初の株を買える投資家を決めます。
本来IPOには1つの証券口座からしか応募できませんが、複数の証券口座をもっていれば、それぞれの証券こうざから応募ができるため、必然的に当選する確率が上がります。
受けたいセミナーに参加できる
証券口座を開設すると、それぞれの証券会社で投資家へ向けたセミナーが開催されています。
著名な投資家や、証券アナリストの講座を聞きたいと思った場合、複数の証券口座を保有することで、聞きたい講座の選択肢を広げることができます。
証券会社を複数使い分けるデメリット
証券会社を複数使うデメリットは以下の三つです。
- 損益通算が面倒
- 投資資金が分散される
- 資金管理が面倒
損益通算が面倒
通常一つの証券口座しか持っていない場合、特定口座を選べば証券会社が損益通算をしてくれます。
このため、仮に損出しを行っても楽に節税を行うことができますが、複数の証券口座を持っている場合、損益通算は確定申告を行う必要があることがあります。
そうなると、手続きを行わないといけないため、手間がかかります。
資金管理が面倒
複数の証券口座を持っている場合、楽天証券に100万円、マネックス証券に200万円といったように、投資資金が分散することになります。
この場合、全体の損益や投資資金がいくらあるのか、分かりにくくなります。
43juniや、家計管理ツールを使うことで、このデメリットは解消することができるので、すでに複数の証券会社の講座をお持ちの方は、試してみてください。
おすすめの証券会社は?
最後に僕個人が進める証券会社をいくつか紹介します。以下の通りです。
楽天証券
楽天証券は、楽天ポイントを株の購入や、投資信託に充てることができます。
また楽天のサービスをたくさん使うことによって、たくさんのポイントが貯まるので、入金力がそんなに多くない人にとっては、ポイントが貯まりやすく、使いやすい楽天証券はおすすめです。
しかし、最近はポイント制度について改悪が繰り返されているので、今後使っていくうちに、サービスの衰退があるかもしれません。
しかし、それまではポイントの貯まりやすさは随一なので、まだ口座開設していない人にとっては、まず始めに開設したい証券会社です。
SBI証券
SBI証券は、手数料の非常に安い「SBI・Vシリーズ」に投資することができます。
また、三井住友カードとの相性が良く、三井住友カードを普段使用している方、Tポイントを貯めている方にはおすすめです。
LINE証券
LINE証券は1株から株を購入することができるのが強みの証券会社です。
1株から株を買えるのは、SBIネオモバイル証券や、マネックス証券も同じですがアプリがとても使いやすく、保有資産によって、株のタイムセールなどユニークなイベントにも参加できます。
また今なら、口座を開設するだけで4000円分の株をもらえるので、口座開設だけで4000円お得になります。
マネックス証券
マネックス証券は米国株に投資したい方におすすめです。銘柄数や手数料の面で非常に有利です。
また、銘柄スカウターがとても便利なこともおすすめの理由です。
そして、現在クレジットカードと連携させて投資信託の積立で得られるポイントが1.1%という業界トップの数字を持っています。
まとめ
今回は証券会社を使い分けるメリットについて解説しました。
僕も証券会社を使い分けていますが、資金の移動が面倒ですが、それぞれの証券会社のメリットを生かしながら使い分けを行っています。
皆さんも、もし一つだけしか口座開設していないなら、ぜひ口座を開設してみることをおすすめします!!
皆さんの投資がうまくいきますように!!それでは!!