こんにちは!
20代の貯金はいくら必要なのか?
今回はこの疑問について答えていきたいと思います。
何かあった時のためにあればあるだけいい貯金ですが、具体的にとりあえずいくらあればいいのか、あまり聞くことはありません。
20代と言えば、若くてエネルギーがありますから、友達と遊んだり、色々なことにチャレンジしたりしたい年代かと思います。
なので、最低限の貯金があれば、あとは趣味や遊びに使いたいという人もいるかと思います。(あまりおすすめはしませんが・・・)
最低限の貯金を確保して、悔いのない20代を送って欲しいと思います。
この記事を読むとこんなこんなことが分かります。
20代に必要な貯金額
平均貯蓄額は参考にならない理由
この記事は、僕がこれまでに読んだ本を僕なりに解釈し、記事を書いています。
僕の主観100%ではないので、安心してください。
僕が参考にした本はリンクをはっておくので、参考にしてみてください。
20代の貯金はいくら必要か?
早速、結論から言うと、最低限欲しい貯金は以下となります。
自分の生活費×3ヶ月分
婚約指輪かよという金額ですが、少ないと思いましたか?
しかし、これだけあればとりあえずはOKです。
理由を解説します。
充実した医療制度
まず、日本は医療制度が非常に充実している国です。
例えば、会社で加入する健康保険や共済組合、国民健康保険に加入していれば、病院に行って診察してもらっても、その手出しは3割になります。
また、手術などで高額の医療費が必要になった場合には国には「高額医療費制度」といって、月の医療費が一定額を超えると申請できる制度があります。
このように、日本の医療制度は世界の中でも充実している部類に入り、仮に大病を患っても、申請できる制度が充実しているということが理由の一つです。
なんだかんだ入っている保険
日本人は何かしらの保険に入っていると思います。
国民共済だったり、各保険会社の保険に加入していると思います。
国の補償は充実している上に、保険会社からの補償も合わされば、十分医療費をカバーすることができます。
これが二つ目の理由になります。
平均貯蓄額は参考にならない理由
まずは日本人20代の平均貯蓄額を紹介します。
厚生労働省の国民生活基礎調査(2016年)によると、20代の平均貯金額は154万8,000円という結果になっています。
自分の貯金と比べてどうでしたか?
「平均よりも少ない!!やばい!!」
という方もおられると思いますが、実はこの数字あまりあてになりません。
参考にならないのです。
以下で理由を解説します。
一部の貯金の多い人が平均を吊り上げる
例えば、4人の人の貯金が1000円、100円、100円、100円だったとしします。
4人のうち、3人が100円の貯金ですが、一人だけ1000円の人がいると4人の平均は、1300÷4=325円になります。
このように、平均は一部の数字の大きな人で平均が上がってしまうので、あまりあてにならないのです。
大事なのは中央値という数字です。
中央値とは、簡単に言えばいくつかのデータの真ん中の数字のことで、貯金額のような場合、これが実態に近いことがあります。
先ほどの調査の中央値は50万~100万と言われています。
こちらのほうが現実的に思いませんか?
株などの資産は含まれていない
貯蓄額には、株や債券、不動産などの資産は含まれていません。
つまり、貯金50万円の人が実は株を1,000万円分持っていても、この人は貯蓄額50万円としてカウントされます。
富裕層になってくると、資産が貯金だけなんてまず考えられないので、平均貯蓄額ではその年代の全ての資産を測ることはできないのです。
まとめ
今回は、20代に最低限必要な貯金額について記事を書きました。
この記事で大切なのは、最低限の貯金を確保したら、株や債券などにも投資をすることです。
これまでの記事で書いた通り、自分の3ヶ月分の生活費が確保できれば、保険や医療制度を使って、不測の事態に対応することができます。
したがって、それ以上のお金は自分の資産を形成するために、働かせることが大切です。
もはや20代にとって投資は「やった方が良い」ではなく「しなければいけない」レベルにまできています。
投資は何十年もかけて行うべき資産形成です。
もう少し、お金が貯まってから・・・では遅いのです。
このブログではこの記事以外ににも、投資や節約について記事を書いていますので、ぜひご覧ください!!
またこの記事を書くにあたって参考にした本を載せておきます。
どの本もおすすめなので、興味があれば買ってみて下さい。