こんにちは!
2022年から始まったFRBの政策金利の利上げも5%にのり、市場では来たるべきリセッションがいつ来るのかということが注目されています。
そんな市場で投資の候補としてTLT(米国長期国債ETF)が注目されています。
そこで今回はTLTの特徴の解説とどんな人におすすめなのか、買い時について紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
TLT(長期国債ETF)の概要
TLTは米国国債(20年超)インデックスと同等の投資成果を目指す債権ETFです。
残存期間20年以上の米国財務省証券で構成されています。
国債に投資しているので、株や社債より安全性は高い投資商品です。
TLTの特徴
TLTの特徴は以下のような特徴があります。
- 株と逆相関の関係になることが多い。
- 金利と逆相関の関係になることが多い。
最初の特徴として、株と逆相関の関係になることが多いとされています。
画像はTLTと、S&P500を10年前を起点にして、そのパフォーマンスを比較したものです。
2020年のコロナショックの際に、S&P500は大きく下落したのに対して、TLTは大きく値上がりしたことが分かります。
これは暴落時に、多くの投資家がリスクの高い株式から安全資産と言われる債権に投資資金を移動することが多いためです。
もう一つの特徴は金利と逆相関の関係になることが多いとされています。
これはTLTだけでなく債権ETF全般に言えることで、金利が上昇すると債権の価格は下落します。
TLTの買い時
TLTの直近の価格は100前後で推移しています。
近年でみるとここまで価格が下がっているのは久しぶりで買い時として今の相場は絶好の買い時と言えそうです。
現在FRBが行ってきた政策金利の上昇によって、金利は5%を超える金利となっています。
こういった相場で2024年以降でリセッションが来て、株価は下落しFRBは利下げを行うことが予想されています。
株や金利と逆相関の関係にあるTLTはそこで暴騰すると考えられます。
したがって、金利が高い今TLTを仕込んでおくことは有効な投資戦術だと思います。
TLTのメリット・デメリット
TLTのメリットは以下です。
- 株以外の資産に分散投資ができる。
- 資産の値動きをマイルドにできる。
- 暴落相場に強い資産に投資できる。
- 配当ももらえる
一方でTLTのデメリットと言えば、長期では株式のリターンにかなわないということです。
債権は株式よりもリスクの低い資産ですが、長期的なリターンでは株式に勝つことはできません。
したがって20代~40代のまだ長期で運用ができる方は債権ETFにがっつり投資することはおすすめできません。
あくまでポートフォリオの10~30%でとどめておくと良いです。
最後に現在の債権ETFは3%代の配当を受け取ることができます。
高配当株より安全な資産に投資しつつ、高配当株レベルの配当を受け取れますので配当が欲しい人にとってもおすすめです。
TLTを買うべき人
TLTを買うべき人は以下のような方です。
- 株以外の資産に分散投資をしたい人
- 中期的な債権の値上がりを狙いたい人
- 資産の値下がりを最小限にしたい人
TLTはその特徴として、金利と株価と逆相関の関係にあります。
債権ETFをポートフォリオに組み入れることで、暴落相場で株価が下落しても債権ETFの上昇で資産を守ることができます。
二つ目に、市場は現在高金利ですので中期的な利下げによる債権価格の上昇を狙いたい人は投資するべきです。
また、50代以上の資産を増やすフェーズから守るフェーズに入っている人にとっては安全資産の債権は有効な投資商品になると思います。
まとめ
今回は米国の債権ETFのTLTを紹介しました。
債権ETFは本来安全資産という特性上、値上がり益の期待は薄いですが、来るリセッション、まれにみる高金利という現在の市場では有効な投資候補になると思います。
債権に興味のある人はこれ以外にも、債権ETFはありますので、検討してみてはいかがでしょうか?
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