キョロは今日も資産運用

節約・投資でFIREを目指します。

VYMの将来性は?メリットデメリットは?おすすめの買い方は?【ETF解説】

<

f:id:mizutama2018:20220223170826p:plain


こんにちは!!今回は人気の高配当ETFのVYMについて解説したいと思います。

 

VYMはアメリカの高配当株約400社に投資できるETFで、高配当株投資をしている方の中には、ポートフォリオのメインに据えている方も多いと思います。

 

しかし、これからVYMに投資したいと考えている方や、高配当株投資を始めてみたい方の中には「VYMのデメリットや将来性について知りたい」と言う方も多いはずです。

 

そこで、今回は「VYMって何?」という方から最近気になって調べてみようと思っていた人に向けての記事です。

 

VYMの構成銘柄など基本的な情報、メリットやデメリットなどを解説しつつ、どんな方におすすめのETFなのか?おすすめの買い方についても紹介していこうと思います。

 

この記事からわかること

VYMとは何か?

VYMのメリット・デメリット

VYMの将来性

VYMがおすすめな人

VYMのおすすめの買い方

この記事が皆さんの投資の手助けになったらうれしいです!!

 

 

VYMとは何か?

VYMはヴァンガード者の運用する、アメリカの高配当株を集めたETFの一つです。

 

以下基本的な情報を示しておきます。

   

f:id:mizutama2018:20220223113839p:plain



構成銘柄

構成銘柄は以下の通りです。

名称 ティッカー 割合
ジョンソン&ジョンソン JNJ 3.24
JPモルガン JPM 3.11
ホーム・デポ HD 2.78
P&G PG 2.75
バンク・オブ・アメリカ BAC 2.37
エクソンモービル XOM 2.3
ファイザー PFE 2.1
シェブロン CVX 1.81
アッヴィ ABBV 1.73
ペプシコ PEP 1.71

VYMのメリット・デメリット

ここからはVYMのメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。

 

メリット

僕が思うVYMに投資するメリットは次の4つです。

 

  1. 経費率が低い
  2. 値上がり益も期待できる
  3. 広い分散投資が可能
  4. 買った後は放置していい

 

経費率が低い

最初のメリットは経費率が0.06%と安いことです。

 

ETFで経費率が安いことはとっても大切なので、安い経費で優良株を勝手に選んで投資してくれるのは素晴らしいことです。

 

値上がり益も期待できる

VYMの10年チャートがこちら

f:id:mizutama2018:20220223115306p:plain

 

10年で株価は2.5倍に成長していることが分かると思います。

 

一方同じ高配当株のSPYDやHDVとパフォーマンスを比較してみたものがこちら

f:id:mizutama2018:20220223115711p:plain

上から、VYM、HDV、SPYDとなっていることが分かると思います。

 

高配当株投資では、高い配当を得られる代わりに、そのパフォーマンスが期待できないことが多いですが、VYMでは高配当ETFの中では、値上がり益も期待できるので、高いトータルリターンを出すことができます。

 

広い分散投資が可能

VYMの構成銘柄数は約400です。また時価総額加重平均を採用して投資しているため、時価総額の高い企業には多めに、少ない企業は少しだけと市場に近い形での投資が可能です。

 

買った後は放置していい

400銘柄の銘柄入れ替えは自動で行われますので、1度買ってしまえば長期間放置しても配当と、値上がり益の両方をもたらしてくれます。

 

日本で高配当株投資を行おうとしても、こういうことは難しいので、安心して日々の生活に比重を置くことができますね。

 

デメリット

VYMのデメリットは以下の2つです。

 

  1. 配当金を受け取れば、確定申告が必要
  2. 他のETFの方が配当利回りが高い

VYMは米国の高配当株を集めたETFなので、アメリカと日本の両方の国の税金がかかります。

 

しかし、アメリカの税金については確定申告で取り戻すことが可能です。

 

しかし、確定申告という面倒なことをしないといけないので、その手間がかかるという点はデメリットになると思います。

 

これは他のETFや米国の個別株も同じデメリットがあるので、VYMだけのデメリットではありません。

 

もう一つは配当利回りでは、SPYDやHDVに劣るという点です。

 

VYMは株価の成長も狙える代わりに、他の高配当ETFよりも配当利回りが低くなります。

 

配当をたくさんもらいたい!!値上がり益はいらない!!と言う方はSPYD、HDVへの投資をおすすめします。

VYMの将来性

VYMは今後も右肩上がりのパフォーマンスを続けていくと思います。

 

その理由としては、米国の株価が長期では右肩上がりなことと、米国の企業は配当金や増配などで、株主に利益を還元するという文化がしっかりと根付いているからです。

 

今後も安心して投資して良い、ETFだと思います。

 

VYMがおすすめな人

僕がVYMを買うことをおすすめしたい方は高配当株投資を始めてみたい方です。

 

高配当株投資の難しいところは、銘柄選びで財務が良くないと将来的に減配や無配のリスクが大きいです。

 

VYMでは勝手に銘柄を選んでくれる上に、銘柄の入れ替えも勝手に行ってくれるので、ポートフォリオのメンテナンスがとっても楽です。

 

高配当株を始めてみたいけれど、銘柄選びが不安と言う方にとってが非常におすすめなETFです。

 

もちろん、高配当株上級者の方も保有している方は多いです。

 

VYMのおすすめな買い方

f:id:mizutama2018:20220223170259j:plain

VYMの購入方法でおすすめなのは一括購入です。

 

一括購入すると良いことが二つあります。

 

  1. 年々配当利回りが増える。
  2. 値上がり益が最大化する。

VYMは年々は、配当額が年々増えているETFです。

 

VYMの2011年の配当額は1.3$、2020年は2.91$でした。10年で2.2倍になりました。

 

また値上がり率は10年で2.5倍です。

 

一括投資を行うことで、配当利回りは2.94%(2011年当時)から6.4%になり、投資額の1.5倍の含み益になる計算です

 

100万円投資していたら、配当金は毎年6万円、含み益は150万円ある状態です。

 

このようにVYMでは、値上がり益と増配の両方で期待できるETFなので、一括投資が大変おすすめなETFにと言えると思います。

 

もし、一括投資が怖いなら、米国株が大きく下がったタイミングで買いを入れる方法もおすすめです。

 

これなら、資金を小分けにしつつ、配当利回りが高くなるタイミングで買えるので、おすすめです。

 

これはVIGやVOO、VTIにも言える買い方です。

www.fflkf.com

 

まとめ

今回は人気の高配当ETFのVYMを紹介しました。

 

VYMはアメリカの高配当株に投資できるとてもおすすめなETFです。これから高配当株を始めてみたい方にはぜひおすすめしたいETFなので、購入を検討してみてはどうでしょうか?

 

皆さんの投資家ライフが良い物になりますように応援しています!!

 

それでは!!