キョロは今日も資産運用

節約・投資でFIREを目指します。

レバナスのポートフォリオにおける最適な割合【レバレッジNASDAQ100】

<

f:id:mizutama2018:20220128114227p:plain

こんにちは!!皆さんはレバナスはお持ちでしょうか?

 

レバナスを知らない方のために簡単に説明すると、アメリカのNASDAQ指数の1日の値動きに対して2倍のパフォーマンスになることを目指した商品です。

 

ナスダックにレバレッジをかけた投資商品なので、「レバナス」というわけです。

 

2020~2021年の驚異的な米国指数のパフォーマンスにより、より多くのリターンを得たい投資家の間で一気にブームになりました。

 

しかし、2022年になって米国株が調整局面に入ってからは、年初来約25%と暴落しており、損切りを行う投資家が後を絶ちません。

 

 

そこで今回は、レバナスをポートフォリオに組み入れる際の注意点や、僕の考えるレバナスをポートフォリオに組み入れる際の最適な割合について紹介したいと思います。

 

 

 

レバナスの最適なポートフォリオの割合

f:id:mizutama2018:20220128143758p:plain



僕は投資の初心者の方であれば、ポートフォリオの1~3%くらいにとどめておくのが精神的に安定して、運用を続けられると思います。

 

レバナスは性質上1日の値動きがNASDAQの2倍~3倍なので、仮にポートフォリオの100%をレバナスにしていると冷静に投資ができません。

 

あくまでも、全体で100万円投資するなら、1万円~多くて3万円までにしておくと良いと思います。

 

「そういうお前はどうなんだ」と言われそうなので僕のレバナスの割合を公表しておくと、1.68%です。

 

レバナスは弁当で言うと梅干しくらいに思っているほうが気持ちいい投資ができると思います。

 

大切なのは一度にいくら入金するか

f:id:mizutama2018:20220128143933p:plain

レバナスを運用するにあたって大切なのは、1度にいくらつぎ込むかです。

 

レバナスに一気にお金を突っ込むと、2021年のようなアメリカ株が絶好調な時はたくさんのリターンを受け取れますが、一度調整をむかえると一気に資産が減ります。

 

実際、2022年のレバナスの年初来リターンは25%マイナスなので、100万円分を元旦に買った人は25万円が消えています。

 

僕は昨年の2月に初めてレバナスを購入しました。

www.fflkf.com

www.fflkf.com

 

当時の記事を読むと、初期投資は1万円でそれ以降の入金は、マイナポイントで5000円、毎月楽天ポイントで1000円です。

 

つまりレバナスの自分の現金を使ったのは最初の1万円だけで、残りは国からのマイナポイントと、楽天ポイントだけで運用しているわけです。

 

僕ほど極端ではなくても、毎月のレバナスへの投資額は数千円程度で良いと思います。

 

それじゃあ、まともに資産が増えないじゃないか!!」と思われるかもしれませんが

 

仮に僕と同じように毎月1000円を過去14年のレバナスの平均的なリターン(27%)で運用できたとします。

 

いえ、ここ数年のアメリカ株は強すぎたので、控えめに20%で運用できたとすると、

f:id:mizutama2018:20220127151001p:plain

 

はい、30年後には老後資金2000万円を解決できます。

 

ちなみに、本当に27%で運用出来たら、1億3000万になります。

 

繰り返すと毎月の入金は1000円でここまで到達できるわけなので、レバナスに全力な入金は必要なく、毎月5000円(飲み会1回我慢すれば余裕)も投資できれば十分です。

 

しかし、これはあくまでも過去のリターンからのシミュレーションなので、積立NISAやiDeCoなどで、S&P500や全世界株式など、王道の投資を行うことも忘れないようにしてください。

 

リバランスは必要ない?

f:id:mizutama2018:20220128144048p:plain

僕は以下の条件でレバナスに投資を行う場合、リバランスの必要はないと思います。

  1. 初期投資をポートフォリオの3%以内におさめる。
  2. メインの投資先を米国のS&P500や全世界株式など王道のインデックスにする。
  3. 毎月数千円以内の入金

この条件で投資する場合、僕はレバナスがポートフォリオに占める割合がどんなに大きくなっても、リバランスは必要ないと思います。

 

理由としては

  1. 利益確定時の税金がもったいない
  2. 複利の恩恵を受けられない

この2点が大きいです。

 

一つずつ解説すると、リバランスを行う時平均リターンの高いレバナスは運用年数が多いほど、段々とポートフォリオに占める割合が大きくなります。

 

しかし、ここでリバランスを行ってしまうと、利益確定時に税金がかかってしまうので、毎月数千円の入金でリスクをおさえて運用しているレバナスにはリバランスは必要ないと思います。

 

もう一つは、リバランスをすると複利の恩恵を受けられないことです。

 

先ほどのシミュレーションを見てみると

f:id:mizutama2018:20220127151001p:plain

 

 

利益が加速しだすのは、積立をおこなってから15年以上たってからです。

 

複利は運用期間が多いほど、その威力を発揮するので、その途中でリバランスしてしまうと、複利の恩恵を最大化できません。

 

 

まとめ

今回はレバナスのポートフォリオにおける最適な割合について紹介しました。

 

レバナスは初期投資を自分のポートフォリオの数%以内にして、自分のポートフォリオのお楽しみ枠で運用すると、気持ちよく投資を続けることができると思います。

 

僕はこれからもレバナスを月数千円の積み立てで運用していきたいと思います。

 

答え合わせは、30年後に!!それでは!!