こんにちは
今回は日本のダブルスコープについての銘柄分析をしていきます。最近Twitterで見かけることの多い株です。
実際ここ最近の売買代金の上位の銘柄です。日本の成長株に投資している方の参考になれば嬉しいです。
ダブルスコープは長期で成長期待大!
結論から言うと、僕はダブルスコープは今後長期にわたって成長していく可能性が高いと考えています。
そこで、ダブルスコープの成長性を考えるために、まずは企業概要や、直近の業績についてまとめていきたいと思います。
ダブルスコープの企業概要
ダブルスコープはリチウムイオン2次電池用セパレータを生産している会社です。
2次電池用セパレータとはリチウムイオン電池内でのショートによる発火や加熱を防ぐためのリチウムイオン電池の主要部品です。
(引用元)製品情報 | ダブル・スコープ
つまり、電気自動車の安全性を保つために活躍する部品を製造している企業です。
ダブルスコープの業績
ダブルスコープの直近3年間の業績推移を以下にまとめています。
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 1株配 |
連 2018.12 | 8,731 | -3,348 | -3,305 | -2,861 | -91.5 | 2.5 |
連 2019.12 | 13,167 | -3,286 | -3,950 | -3,517 | -108.4 | 0 |
連 2020.12 | 18,479 | -2,837 | -7,821 | -11,174 | -299.3 | 0 |
連 2021.12 | 29,966 | 1,898 | -3,411 | -2,943 | -56.7 | 0 |
連 予 2022.12 | 38,000 | 5,000 | 4,000 | 1,400 | 25.7 | 0 |
2021年までは赤字が続いていましたが、2022年の予想でついに黒字転換の予想がされています。
あの今ではEVの覇者のテスラもが黒字転換してからの株価の伸びが凄かったことを考えると、今後ダブルスコープの株は長期での成長を期待することができます。
直近のチャート
ダブルスコープは2022年に入ってから、過去の高値を次々と超えてきており、現在は2018年の高値2580付近を超えていけるかが一つの注目どころかなと思います。
年初来のパフォーマンスは182%の成長と怖いくらいに成長していますが、過去のチャートを見ると、大変値動きの激しい銘柄です。
一気に買い進めると大やけどする可能性があるので、少しずつ買い集めていくのが良いと思います。
2次電池用セパレータ業界の今後
このブログではEV業界の関連銘柄をいくつか紹介してきました。
リチウム採掘銘柄のアルべマールやリチウムアメリカズ
また、EV業界の今後についても過去に記事にしています。
その中で、今回紹介するダブルスコープが製造する2次電池用セパレータの今後の市場規模は今後EVの普及によってさらに高まっていくと思います。
なぜなら、セパレータはリチウムイオン電池の安全を守るための部品であり、欠かすことができないからです。
また、セパレータ業界の市場規模について、以下のサイトが参考になりました。
調査会社のモードーインテリジェンスによると、2020年の同市場の規模は53.2億ドルです。2021-2026年に年平均16.21%で成長をし、2026年には124.2億ドルに達すると見込んでいます。
調査会社ルシンテルによると、同市場規模は2020年から2026年にかけて年平均17.1%で成長し、2026年には79億ドルに達すると見込んでおります。
(引用元)セパレータ業界の世界市場シェアの分析 | ディールラボ
また、同サイトによると、現在のセパレータのシェアは以下の通りです。
ダブルスコープは世界で4%ほどのシェアですが、黒字化した今ここからの成長性は高いと考えています。
ダブルスコープの強気材料
ダブルスコープは今後いくつかの強気材料があります。
以下にまとめると、
今後の強気材料がいくつかあるため、これを株価がさらに織り込んでいくとすると、かなりの強気相場、上昇トレンドが続くと思います。
このようなトレンドでは、調整は買い場になるので、自分のリスク許容度の範囲内での買い付けをおすすめします。
まとめ
今回は日本のダブルスコープについて、銘柄分析をしました。
僕はこの株をとりあえずオリックスからの配当金で2株ほど買ってみました。今後もちょっとずつ買い集めることができたらと思います。
現在米国株が弱気なので、ある意味日本株に注目するいい機会なのかなと思います。
皆さんの投資がうまくいくことを祈っています。それでは!!