こんにちは
皆さんはアフターコロナ銘柄には投資していますか?
僕は現在、コロナ後の人の移動が活発化する未来に賭けて、デルタ航空やカーニバルクルーズといった銘柄に投資しています。
その中のデルタ航空が先日決算を発表し、それが投資家に好印象をもたらした結果、現在株価上昇中です。
僕のデルタ航空株もようやくプラスに転じてくれました。
そこで今回は、デルタ航空の決算から今後の株価見通しについて解説していきたいと思います。
デルタ航空(DAL)の基本情報
まずは、デルタ航空(以下DAL)の基本情報からお伝えしていきます。
企業概要
デルタ航空は米国大手航空会社。アトランタを拠点とし、自社便および提携便を含め世界中へのネットワークで定期旅客便の運航と貨物輸送サービスを展開する。米国から中南米やカリブ海諸国へのアクセスも良好。同社はスカイチームの創立メンバーで、スカイチーム・アライアンスおよびコードシェア便を含み、世界の約100カ国、約500都市に運航する。
(引用元)https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/detail/DAL
これに加え、同業他社にアメリカン航空、ユナイテッド航空、サウスウェスト航空などがあります。
財務指標・チャート
項目 | 数値 |
株価収益率(PER) | 53 |
1株あたり収益(EPS) | -1.48 |
配当利回り | 0% |
年初来 | 8% |
未だ赤字が続いている状況ですが、PERや年初来のリターンから見て分かる通り、投資家の期待が乗っている数字かなと思います。
次に最近のチャートがこちらです。
現在の株価は42$付近を推移している状態です。
しかしながら、これはコロナ前の最高値66$を回復しきれていないので、まだ出遅れ感のある銘柄だと思います。
デルタ航空の直近決算
そして、最近の株価上昇につながった直近決算の概要はこちら。
22年1~3月 | 市場予想 | 19年同期 | |
売上高 | 9,348 | 8,916 | 10,472 |
純利益 | ▲940 | ▲871 | 730 |
1株利益 | ▲1.23 | ▲1.27 | 1.09 |
今回の決算では純利益こそ市場予想を下回りましたが、売上高は回復、1株利益も赤字なものの、市場予想を上回るものとなりました。
また今回の決算についてバスティアン最高経営責任者(CEO)は「オミクロン株の影響が薄れる中、需要は力強く回復して3月単月では黒字に転換し、実質営業利益率は10%に達した」と発表しました。
そして4~6月期については「実質営業利益率は12~14%となり、堅調なフリーキャッシュフローが創出される」という発言があったことから。今後の株価回復が期待できます。
今後の株価見通し
今回の決算を受けて僕は、上昇トレンドに転換する可能性が大いにあると感じました。
コロナのワクチン接種は開発済み、飲み薬の普及もあとわずかな段階に来た状況で世界の人々の移動がより活発化すると考えると、デルタ航空の業績は今後急回復する可能性があると考えています。
しかしながら、2022年のは政策金利の引き上げがすでに決まっており、株にとっては逆風が吹いている状況です。
そんななかで株価が上昇していくのは難しいかもしれません。
したがって、僕は2023年から株価が大きく成長していくのでは?と思っています。
株価がコロナ前の水準に戻れば、おおよそ5割程度のリターンがのぞめますので、今後も辛抱強く保有していきたいと考えています。
まとめ
今回はデルタ航空の決算から今後の株価を考えてきました。
デルタ航空は未だコロナ前の水準に回復できていないので、これからでも投資して間に合う銘柄ではと考えています。
しかし、今年の利上げを考えた時には、デルタ航空の業績ではなく金利の上昇によって上値の重い展開が予想できるので、今後利上げによっての下落については少しずつ買い集めていきたいと考えています。
皆さんの投資がうまくいくことを祈っています!
それでは!