NIKE（ナイキ）の株価の今後はどうなるのか？
NIKEの株価は今後どうなっていくの？
今回はこんな疑問について解説していきます。NIKEと言えば世界的なスポーツブランドです。
それだけに、保有している人も多いと思います。この記事を読むことでNIKE（ナイキ）の株価が今後どうなっていくのか、わかるようになります。
NIKE（NKE）の基本情報
まず始めに、NIKEの基本情報を紹介していきます。
企業概要
NIKEの企業概要は以下の通りです。
ナイキは米国の大手スポーツ用品メーカー。ランニング、バスケットボール、サッカーなど各種スポーツ向けフットウエア、スポーツウエア、スポーツ関連製品を展開。また、｢コール・ハーン｣、｢チャック・テイラー｣、｢コンバース｣、｢ハーレー｣、｢アンブロ｣のブランド名でフットウエア、カジュアルウエア、スポーツウエアを展開。
（引用元）https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/detail/NKE
NIKEがスポーツブランドの企業ということは知っていた人も多いと思いますが、子会社にコンバースがあるということは知らなかった人も多いと思います。
過去の株価推移
NIKEの直近のチャートは以下の通りです。
長期では右肩上がりですが、現在は2021年の11月にピークを迎えた後で、現在は調整局面が続いています。
ちなみに年初来では、ー35％の下落でまさに落ちるナイフ状態です。
財務情報・業績
NIKEの財務情報は以下の通りです。
| 項目 | 数値 |
| 株価純資産倍率（PBR） | 11倍 |
| 株価収益率（PER） | 28倍 |
| 1株あたり収益（EPS） | 3.75 |
| 配当利回り | 1.11% |
| 年初来 | -34% |
年初来で30％以上の下落をしていますが、PERやPBRを見る限りでは、割安とは言えない状況が続いています。
続いて、直近の業績がこちらです。
|
決算期 |
売上高 |
経常益 |
最終益 |
修正1株益 |
1株配 |
|
2018 |
36,397 |
4,325 |
1,933 |
1.17 |
ー |
|
2019 |
39,117 |
4,801 |
4,029 |
2.49 |
ー |
|
2020 |
37,403 |
2,887 |
2,539 |
1.6 |
0.96 |
|
2021 |
44,538 |
6,661 |
5,727 |
3.56 |
1.07 |
|
2022 |
46,710 |
6,651 |
6,046 |
3.75 |
1.19 |
コロナウイルスが世界に流行し出した当初は、赤字でしたが、その後は着実に利益をだしております。
また直近の決算についても、好決算を出しているという点から、年初来で30％の下落はNIKEの業績ではなく、インフレや米国の利上げが関係していると僕は思います。
NIKEの強み
そんなNIKEの強みは圧倒的なブランド力だと思います。
スニーカーでは、あらゆるブランドとコラボし、人気なブランドとのコラボだとマニアの間ではプレミアム価格で取引されます。
ジョーダンやダンク、エアフォース１など、人気なスニーカーが確率している点はその他のメーカーへの参入障壁になります。
また、往年の人気なシリーズのスニーカーは商品の変更を行う必要が無いので、デザインはそのままで安定的な収益を得ることができます。
新商品を開発しなくても、NIKEのスニーカーは売れるのでこういった経費を削減できる点は大きな強みと言えます。
また、この強みを生かして、ブロックチェーンを利用した仮想現実や、ゲームの世界でもアバターの洋服などで進出していけます。
NIKEの今後の株価推移
NIKEは現在インフレや利上げの影響により、年初来30％下落をしています。
今後の株価見通しとして、利上げが続く2022年は厳しい年になると思います。
しかし、コロナが収束し、インフレが落ち着けば、人々の購買力の高まりによって、株価は上昇していくと考えています。
また、最新の技術にもそのブランド力を生かし、参入していけるので新たなターゲットにも営業をかけていくだけの商品ができると思っています。
しかしながら、米国は長期の上昇相場が終わりを迎えようとしていると言われています。
NIKEのような優良銘柄は今後やってくる不況時期の大きな下落を狙って積極的に買い向かいたいですね
まとめ
今回はNIKEについて、今後の展開を解説してきました。
このような企業は知名度が非常に高いので、逆に見落とされがちですが、長い間親しまれてきたブランドの力はこれからも強い武器になります。
圧倒的なブランド力を持つ企業は投資の神様であるウォーレン・バフェットが好んで投資する銘柄です。
こちらの本は、バフェットが財務諸表のどこを見て投資判断を下すのか、バフェットと大変近い人物が解説している本です。
長期投資をする上でバフェットの投資手法は大変参考になります。ぜひ手に取ってみてください。
また、時間が無い人は要約記事を参考にしてみてください。
また、バフェット以外にも過去には偉大な先人が築いた投資手法があります。これらを学習することで投資の勝率やリターンを増やすことができると思います。
ぜひこちらもご覧ください。
これらの本を読み、皆さんも自分で優良企業が無いか探してみてはどうでしょうか。
みなさんの投資がうまくいくことを祈っています！！それでは！
