こんにちは!!
GDP世界第2位の中国。
身近にも中国発のサービスが日々増えています。
投資家としては、この勢いある中国に投資して勝ち馬に乗りたい!!といったところなんですが、中国は海外からの投資に規制があり、海外の個人投資家が中国株に投資をすることにハードルがあります。
心理的にもなかなか投資する気が起きにくいです。
現在はネット証券などから取引できる個別銘柄も増えましたが、現地通貨(人民元)での取引や、日本株や米国株に比べて情報が少ないといったハードルがまだまだあります。
ということで今回は、中国株に投資ができるETF、CXSEを解説したいと思います。
中国に投資できるETF,CXSEを解説
CXSEを一言で言うと発行済株式の政府による保有率が20%未満の中国株へ投資するものです。
基本情報
チャート
綺麗な右肩上がりです。
すでに8年も運用されているETFで、今回のコロナショックも乗り越えているところは評価できますね。
構成銘柄
(引用)https://www.bloomberg.co.jp/quote/CXSE:US
アリババ、テンセント、バイドゥ、JD,ニオ中国の勢いある企業が盛りだくさんです。
実に夢のある構成銘柄です。
CXSEのメリット
CXSEのメリットは、最初書いた通り、発行済株式の政府による保有率が20%未満の中国株へ投資するもの
これに尽きると思います。
中国のような社会主義の国では、しょうもない国有企業とアリババやテンセント、JDのようなイケてる企業が混ざっているので、中国にまるっと投資した時、国有企業が足を引っ張ることが考えられます。
ソ連にしろ、中国建国のころにしても、国有企業というのは成功することが難しいです。
これは、当たり前のことで、必ずしも国の人間がビジネスがうまいとは限りません。
むしろ、できないことの方が多いと思います。
日本にしても、JRが昔「国鉄」と呼ばれていた時は赤字だったのに民有化して「JR」になったら一気に黒字化しました。
公務員が経営しても、ろくなことがありません。
CXSEはポートフォリオから、国有企業を除いているので、競争力のあるイケてる中国企業に投資できるのです。
CXSEのデメリット
CXSEはそれでも、中国株という点がデメリットです。
確かに、政府の株保有率が20%以下ということで、共産党の影響は小さいですが、それでも影響が全くないかというと、そんなことはありません。
実際、中国のアリババの子会社であるアントという企業が、上場しかけたのですが、いきなり中止になりました。
これは、中国共産党の仕業だと思います。
企業の上場予定が直前で中止になるなんて、普通ないので、こういった共産党のリスクがあるという点は中国株のデメリットです。
まとめ
今回は、中国の国有企業を除く企業に投資できるETF「CXSE」を紹介しました。
中国共産党の影響をどの企業が受けるのかわからない以上、多くの企業に分散させていくのは大切なことだと思います。
投資先としては、中国は非常に魅力的ですが、投資には慎重に!!
それでは!!