こんにちは。
ここ4日ほど「中田敦彦のYouTubeh大学」で「FIRE」と「マネーマシンの作り方」の動画が公開されていました。
【働かないで生きていく①】最強の早期リタイア術〜遊んで暮らして金もある〜(FIRE)
【マネーマシンの作り方①】株と債券は具体的にどう買えばいいのか?(Investment)
このような影響力のある人が、金融教育をするのはとても良いことだと思います。
今回は、この4つの動画を見て感じたことを書きたいと思います。
全体的にめちゃくちゃ分かりやすい
まず、4つの動画は全体的に見てとても分かりやすい内容になっています。
「資産運用?」「株?」という人でも、理解できる内容だったと思います。
さすがはお笑い芸人の中でも屈指の話術をもつ中田さんだなと思いました。
「興味は前からあったけど、何から知ればいいのか?」という人や株の恩恵を受けやすい20代の方にとっては一見の価値があると思いました。
ETFは中級?
その中「マネーマシンの作り方」の動画で中田さんは「今日の内容は中級ですから、何も知らない人にETF説明しても鼻血がでます」という発言がありました。
僕はそれを見て「ETFは中級なんだ」と思いました。
たしかに、何も知らない人にETFを説明しても分かってもらえないかと思いますが、「そんなに難しいものでもないのかな」というのが正直な思いです。
しかし、中田さんがこのように判断した背景には、日本人の金融リテラシーの低さがあるのかなと思います。
実際、僕の周りに株をしている人なんて、同世代(20代)では片手で収まるほどです。
家族では僕しかしていません。
そんな人達に向けて、「マネーマシンの作り方」を伝えようと思うと、ETFは中級という位置づけにするしかないのかなと思いました。
補足したいこと
今回のマネーマシンの作り方の作り方を見ていくつか補足したいことがありました。
まずは、ポートフォリオについて、動画では「株式60%債権40%」とありましたが、僕は「ポートフォリオの割合なんて、人による」と思います。
たしかに、FIRE達成後のポートフォリオについてはある程度の債券を組み入れることで、暴落局面や、景気の後退期や暴落に備えることができると思いました。
しかし、「マネーマシンの作る道のり」においては、一日でも早く、FIREを達成しようとすると、債券よりもリターンを望める株式に比重を置いた方が、達成するスピードが上がると思います。
また、年齢がまだ若い20代の方は株式に比重を偏らせることで、高いリターンを長い期間得ることができます。
一方で、すでに老後を迎えているような方では、リターンを得るよりも、「お金を守る」ほうが大切なので、債券を少し多めに組み入れる必要があります。
したがって、ポートフォリオにおける比重は投資の目的や年齢、どれだけのリスクに耐えられるかによって異なるので、株式6割、債券4割というのはあくまで基準で、そこから自分にあったポートフォリオにカスタマイズする必要があるかと思います。
次にせっかくETFの話をするなら、米国の優良ETFもいくつか紹介するといいと思いました。
米国のETFには、S&P500に連動するETF以外にも、連続増配企業を集めたVIG、高配当株企業を集めたVYMやSPYD、HDVなどの多くのETFがあります。
また、債券についてあまり触れていなかったので、優良企業の債権を集めた、AGGなど具体的な債権の投資先も紹介すればいいのにと思いました。
しかし、動画の長さを考えると、これらを紹介する時間はなかったんだろうと思いました。
まとめ
今回は、中田さんの動画4本を見た感想と補足を書きました。
どれも、これから投資について学びたいという人にとっては、とっても有益な情報だと思うので、ぜひご覧ください。
それでは!