皆さんは金に投資をしているでしょうか?
株は企業の業績や新しい技術の開発によって成長していきます。これは自分の力で成長できるということです。
一方で、金は金自体は変わらず、世の中の景気によって相対的に価値が決定します。
2022年に待ち受ける米国の利上げ、先行き不透明なウクライナ情勢、数十年ぶりの円安は止まる気配がありません。
こうした現状から、資産価値の保全を目的に金への投資を考えました。
金に投資するには、いくつかの種類がありますが、僕が今回注目したのは金ETF・金鉱株ETFです。
そこで今回は、金に投資するにあたり、金ETFと金鉱株ETFではどちらがメリットが多いのか解説します。
ちなみにこの記事を書く前におこなったアンケートでは、意見は真っ二つでした。
このままでは円安止まらんかもだし、ドルのアメリカもインフレ気味。
— キョロ@投資家・ブロガー (@KzG5w) 2022年4月16日
一旦、金に資産を変えとこうかなと思うけど、金ETFと金鉱株ETFならどっちがいいですかね?#投資家さんと繋がりたい
今回の記事はこんな人におすすめです。
金に投資したい
金に投資するなら金ETF・金鉱株ETFどっちが良い?
結論から言うと、どちらに投資した方が良いかは、その人の投資スタイルや考え、リスク許容度によってちがうので、一言でこっちが良いとは言いにくいです。
したがって、まずは金ETFと金鉱株ETFの違いについて解説します。
金ETFと金鉱株ETFの違い
金ETFと金鉱株ETFの違いを一言で表すと、金のそのものに投資するのが金ETFなのに対して、金鉱株ETFは金を採掘する企業に投資するという違いがあります。
そのため、金ETFに投資した場合では、配当金が出ませんが、金鉱株ETFに投資した場合は配当金がでます。
値動きに関しては、金ETF(GLD)より金鉱株ETFの方が値動きの幅が大きいです。
ドル建ての金ETF(GLD)と金鉱株ETF(GDX)の2014年からチャートです。ローソク足はGLD、オレンジ線はGDXです。
これを見てみると分かりますが、金ETFと金鉱株ETFは値動きが似ていますが、値動きの幅は金鉱株ETFの方が大きいです。
金ETF・金鉱株ETFどっちが良い?
金ETFと金鉱株ETFではどちらが、良いかということですが、チャートを見ると、金が上昇する場面では、金鉱株のリターンが大きいことが分かります。
しかし、下落する局面では逆のことが言えるので、あまり値動きが激しくない方が良い方は、金ETFがおすすめです。
しかし、金ETFは配当金が出ないので、値上がり益も欲しいけど、配当金も欲しいという方は、金鉱株ETFがおすすめです。
まとめ
今回は、金に投資する際に金ETFと金鉱株ETFのどちらに投資すべきか考えました。
2022年の米国株は度重なる利上げにより厳しい1年感が想定されています。
インデックスとうしという王道の資産運用の一方でより多くのリターンを期待できるものに投資していくことはとても大切なことだと思います。
ぜひ検討されてみてください。
それでは!!