「エヌビディアの今後の株価がどうなるのか心配」
「エヌビディアの株の損失があるので売ろうか迷っている」
今回はそんな方に向けて、エヌビディアのこれまでの決算や財務状況から今後の株式を考えていきたいと思います。
この記事を読むことでエヌビディアへの投資のヒントを得ることができるので、ぜひ最後までご覧ください。
NVIDIA(エヌビディア)の今後の株価推移
最初に結論から言うと、僕は今後エヌビディアの株価は上昇していくと考えています。
理由を以下で解説していきます。
NVIDIA(エヌビディア)の財務・業績
まずはエヌビディアの業績推移をまとめました。
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | EPS |
2018.01 | 9,714 | 3,210 | 3,196 | 3,047 | 4.82 |
2019.01 | 11,716 | 3,804 | 3,896 | 4,141 | 6.63 |
2020.01 | 10,918 | 2,846 | 2,970 | 2,796 | 4.52 |
2021.01 | 16,675 | 4,532 | 4,409 | 4,332 | 6.9 |
2022.01 | 26,914 | 10,041 | 9,941 | 9,752 | 3.85 |
売り上げ高、営業益、経常益、最終益ともに長期的に伸ばしてきていることが分かります。
EPSにムラがあるのが気になりますが、それでも今まで着実に成長してきた企業だということが分かります。
決算期 | 1株 | 自己資本 | 総資産 | 自己資本 | 剰余金 | 有利子 |
純資産 | 比率 | 負債倍率 | ||||
2020.01 | 19.94 | 70.5 | 17,315 | 12,204 | 14,971 | 0.16 |
2021.01 | 27.25 | 58.7 | 28,791 | 16,893 | 18,908 | 0.47 |
2022.01 | 10.6 | 60.2 | 44,187 | 26,612 | 16,235 | 0.41 |
次に財務状況を示します。
自己資本比率は60と健全な数値だと思います。総資産における自己資本も増加傾向なのも良いと思います。
そして負債倍率も減っているのは好印象です。
株価は年初から苦戦していますが、財務の健全性は良いと思います。
過去の株価推移
エヌビディアは2019年以降から着実に株価を伸ばし、コロナショック以降も急成長を遂げました。
しかし、アメリカの金利引き上げが行われた2022年は直近の高値から50%以上下落しおり、厳しい状況が続いています。
NVIDIAの今後の株価推移
ここまでのエヌビディアの財務や業績、これまでの株価を考えると2022年は金利の上昇によって苦しい1年になっていますが、長期的に見れば株価の上昇を僕は期待しています。
マネックス証券はエヌビディアについてこのように書いています。
エヌビディアは、ゲーム業界の発展を支えた画像処理半導体(GPU)で有名ですが、今では多くの市場に進出しています。ゲーム部門は依然として売上高の多くを占めており、同部門の第4四半期(11-1月期)の売上高は前年同期比37%増の34億ドルでした。GPUにおける同社のリーダーシップを考えると、今後も同程度の成長が続くとみられます。
とはいえ、エヌビディアが成功しているのはゲーム分野だけではありません。同社はデータセンター、AI、プロフェッショナル・ビジュアライゼーション、自動車、そしてオムニバースといった領域でも優位に立っています。すべてを合わせた2022年1月期の売上高は約270億ドル近くに達し、前年比61%増という成長を遂げました。さらに、同社は収益性も高く、通期で98億ドル近い純利益、80億ドルのフリーキャッシュフローを生み出しました。
上記の分野はいずれも高い成長性が見込まれ、エヌビディアはこれらの分野と共に成功する公算が大きいということです。これにより、同社は膨大なキャッシュフローを生み出し続け、これらの成長市場に多額の資本を再投資できるのです。
書かれていることが本当にそうなるのか、まだ分かりませんしかし未来のテクノロジーの発展にはエヌビディアのようなGPUの技術は不可欠なので、僕は今後の長期的な展望は明るいと感じています。
まとめ
今回はエヌビディアの今後の株価を考えました。
今回の記事をまとめると、以下になります。
- 財務・業績ともに成長中
- 2022年は株価低迷中
- 先端技術に不可欠な事業を展開
エヌビディアのような個別株に投資する場合、先人の知識が非常に役立ちます。
特に、ウォーレン・バフェットの著書は個別株投資のバイブルと言える本なので、ぜひとも手にとってみてください。
皆さんの投資がうまくいくことを祈っています。
それでは。