こんにちは
今回はサイバーセキュリティ銘柄のクラウドストライクについて今後の株価を考えていきます。
クラウドストライク(CRWD)の今後の株価は?
最初に結論から言うと、僕はクラウドストライクの株価は長期で成長していくと考えています。
その理由を説明するためにまずは企業概要から説明していきたいと思います。
企業概要について
クラウドストライク・ホールディングスは米国のサイバーセキュリティテクノロジー持株会社。子会社を通じて、SaaSサブスクリプションベースでサービスを提供。ファルコン(Falcon)・プラットフォームを介して次世代エンドポイント保護、脆弱性管理を含むIT運用、脅威インテリジェンスの活用などを取り扱う。本社所在地はカリフォルニア州サニーベール。
直近のチャートについて
クラウドストライクの直近のチャートがこちらです。
2022年に入ってから去年までイケイケだったハイパーグロース株は年初からー50%以上の下落をしている銘柄が多い中で、クラウドストライクは年初来で-7%しか下落していません。
直近の高値からは-25%ほど下落していますが、テクニカルではダブルボトムを形成した後で、トレンド転換が起こったような値動きをしています。
クラウドストライクの業績について
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 |
2021.04 | 302 | -31 | -32 | -82 | -0.38 |
2021.07 | 337 | -47 | -53 | -57 | -0.25 |
2021.1 | 380 | -40 | -45 | -50 | -0.22 |
2022.01 | 431 | -23 | -28 | -41 | -0.18 |
2022.04 | 487 | -23 | -26 | -30 | -0.14 |
クラウドストライクの業績です。
営業益などは未だに赤字ですが、次第に赤字縮小の方向に向かっています。
クラウドストライクの強み
クラウドストライクの強みは今後拡大していくことが必至のサイバーセキュリティという業種です。
ネットが普及してから、だんだんとネットにつながる機器が増えています。(IoT化)
最初はパソコンだけだったのが、携帯電話、音楽プレーヤー、車、ゲーム機、家電に至るまで、あらゆる物がネットにつながる社会になりつつあります。
このような世の中ではサイバー攻撃をしかける対象が増えるので、今後サイバーセキュリティ対策への需要が間違いなく増えていくと思います。
またこの業界については、クラウドストライクが対処したハッキングについての対策を他の似た事象についても適応しますので、クラウドストライクが対処した事案はデータベースとして蓄積し、他社への参入障壁となります。
また、サブスクリプションサービスによって利益の安定も図れます。
ちなみに、現在の経済状況や今後の展望として、先日読んだエミン・ユルマズ氏の「エブリシングバブルの崩壊」という本が大変勉強になったので、おすすめです。
まとめ
今回の記事をまとめると、以下になります。
ハイパーグロース銘柄が2022年にたたき売りされている状況で年初来で-7%は非常に堅実な銘柄だと思うので、ポートフォリオの一部に組み込んでみても面白いと思います。
皆さんの投資がうまくいくことを祈っています。