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セクターローテーションの周期は何年?知っておきたい基本を解説!

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「今の相場で期待できるセクターは何か?」

「次に来るセクターに先に仕込んでおきたい」

 

今回はこんな方に向けて、セクターローテーションの基本と周期、順番について詳しく解説していきます。

 

この記事を読むことで次にくるセクターを予想したり、先回りして銘柄を仕込んでおくこともできます。

 

ぜひ最後までご覧ください。

 

セクターローテーションの基本

セクターローテーションとは、このような表で表すことが多いです。

 

主に、景気の局面と金利の上がり下がりによってリターンが期待できるセクターが移り替わります。

 

セクターとは

セクターとは業種のことで、一般に企業を業種ごとにまとめたものをセクターと呼びます。

 

銘柄分析やETFの設定などに使われていたり、市場をマクロ的に分析する際に用いられます。

 

現在MSCIによって米国のセクターは以下の11種類に分けられています。

 

ポイント
  1. 『エネルギー』・・・エクソンモービルシェブロン
  2. 『ヘルスケア』・・・ジョンソンエンドジョンソン・ファイザー・モデルナ
  3. 『素材』・・・ダウデュポン・モンサント
  4. 『資本財』・・・スリーエムボーイング
  5. 『一般消費財』・・・AmazonNIKE
  6. 『生活必需品』・・・P&G・コカコーラ・ペプシコーラ
  7. 『金融』・・・JPモルガンバンクオブアメリカ
  8. 『情報技術』・・・アップル・マイクロソフト
  9. 『通信サービス』・・・Google AT&T
  10. 『公益事業』・・・ネクステラエナジー・サザン
  11. 『不動産』・・・デジタルブリッジ

 

セクターローテーションが起こるわけ

11のセクターが景気の動向や金利の上げ下げによって、リターンが違います。

 

なぜ、このようなセクターローションが起こるかと言うと、アメリカの中央銀行であるFRBが景気の動向を判断して金利を上げたり、下げたりするからです。

 

景気が良いのは良いことですが、これが加速すると格差が広がり、インフレが加速するので、FRB金利を上げることで景気を適度に冷やそうとします。

 

逆に不景気では金利を下げることで、企業がお金を借りやすくして設備投資などがしやすい環境を作り、お金の周りを良くして景気を良くしようとします。

 

このFRBの政策によって、盛り上がるセクターが移り変わりセクターローションが起こります。

セクターローテーションの順番

セクターローテーションは図のような順番で移り替わります。

 

現在はFRBがインフレを鎮静化するために金利を上げているので、金利が高かったため、今年はエネルギー株が強い1年でした。

 

今後は金利を上げてことによる景気の冷え込み(リセッション)が予想されているので、今後は公共、ヘルスケア、消費安定のセクターが期待できます。

 

セクターローテーションの周期

セクターローテーションの周期は2020年~2021年までのハイテク株が凄いリターンを出していたように、通常1つのセクターが勝ち始めると、その傾向は数年単位続くことが多いです。

 

2022年に盛り上がっているエネルギーセクターは2022年からリターンが出始めたので、この傾向は来年も続いていくかもしれません。

 

しかし、リセッションのタイミングでFRB金利を下げるので、エネルギーセクターに資産の大半を投資するのは危険なのでやめておきましょう。

 

どのセクターが来ても良いように、ポートフォリオは表を参考に分散させることをおすすめします。

 

まとめ

今回はセクターローテーションの基本と周期について解説しました。

 

今回の記事をまとめると以下になります。

 

 

この記事のまとめ
  1. 企業の業種をセクターと呼ぶ
  2. セクターは11種類に分類される
  3. 景気の動向と金利によってセクターローションが起こる
  4. 一つのセクターが勝ち始めると、その動きは数年続く

 

セクターの移り替わりのタイミングは、情報を集めて総合的な判断を下すことが重要です。

 

おすすめの情報収集は無料メルマガと、雑誌のサブスクサービス、過去の投資家の本です。

 

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皆さんの投資がうまくいくことを祈っています。それでは。