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日本株高配当ポートフォリオの作り方【投資初心者向け)

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日本株の高配当投資を始めたい」

「高配当株ポートフォリオの作り方が分からない」

 

今回の記事ではこの疑問について答えていきます。

 

この記事を読むことで安定感抜群の日本株高配当ポートフォリオを作れるようになるのでぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

日本株高配当ポートフォリオの作り方

日本株で高配当ポートフォリオを作る時、4つのステップでポートフォリオを組んでいきます。

 

ポイント
  1. 銘柄数を決める。
  2. 業種を選ぶ。
  3. 銘柄を選ぶ。
  4. 銘柄を購入する。

1つずつ見ていきましょう。

銘柄数を決める。

最初にポートフォリオの銘柄数を決めていきます。

 

いくら優良企業でも1つの銘柄に集中投資すると、減配や無配、赤字転落によって株価が下落した時のリスクが大きいので、リスクを分散させる必要があります。

 

しかし、あまり多くの銘柄に投資すると、今度はポートフォリオの管理が大変なので、とりあえず初心者の方は、20~30銘柄に投資するようにしてください。

 

このくらいの分散であれば、仮に1つの銘柄の株価が50%暴落してしまっても、全体のポートフォリオは1.6%~2.5%の下落に抑えることができます。

業種を選ぶ。

いくら投資する企業を分散しても、業種が似ていると分散力が弱まってしまいます。

 

仮に全て不動産関連業の企業でポートフォリオを作ると、不動産市場が低迷した時にあなたのポートフォリオのすべての企業が株価下落の影響を受けてしまいます。

 

こうならないように、通信業や不動産業、金融業、製造業など多くの業種に銘柄を分散させるようにしましょう。

 

下の表は、経済状況ごとに強い業種をしめしたものです。

 

この表を参考に、業種の割合を決めていきましょう。

 

銘柄を選ぶ。

次に書く業種ごとに投資する企業を選びます。

 

ここで大切なのは、単純に配当利回りの高い企業を詰め込むことはやめましょう。

 

こういった企業はのちに減配や無配リスクが高いため、配当利回りだけに惑わされず、企業を選びましょう。

 

株の初心者なのに自分で銘柄を選ぶなんてできないよ~。

選ぶポイントをこれから解説するから安心してね!

 

投資する銘柄を選ぶポイントはあげればいくつもありますが、投資初心者の方はとりあえず下の3つは少なくとも確認するようにしてください。

 

ポイント

①過去に減配・無配はないか?

②長期チャート右肩あがりか?

③配当性向に余裕はあるか?

 

①過去に減配・無配はないか?

一つ目に確認してほしいのが、過去の配当推移です「銘柄名 配当推移」と検索すると投資を検討している企業の過去の配当実績を調べることができます。

 

こちらで、その企業が過去の配当実績を調べてください。

 

もし過去数年おきに、減配や無配、増配を繰り返していたら、その企業への投資はやめておきましょう。

 

高配当の目的は安定した配当を受け続けることなので、配当金が不安定な企業は投資不適格です。

 

10年くらい減配や無配がなく、ときどき増配しているような企業がおすすめです。もちろん増配は何年も連続していればそれはめちゃくちゃおすすめです。

 

②長期チャート右肩あがりか?

いくら、配当が安定していても株価が下落基調では配当をうけとっても株価の下落で損をしてしまします。

 

配当も大切ですが、長期で投資した時に値上がり益も期待できる銘柄に投資するようにしましょう。

 

例えば、携帯通信業のauを経営するKDDIの長期チャートがこちら

 

10年単位の長期で見ると右肩上がりの株価成長をしていることが分かります。

 

このような企業に投資することで、配当利益&値上がり益のダブルで儲けることができます。

③配当性向に余裕はあるか?

企業の儲け(利益)に対して配当の支払いが占める割合のことを配当性向と言います。

 

この配当性向が高いと、未来の増配余地が少なかったり、減配のリスクがあるため投資するにはリスクが大きいです。

 

かといって、配当性向が低すぎると株主還元の意識が低かったり、設備投資や研究開発費が圧迫している可能性もあるため20~50%以下くらいの配当性向の企業に投資するのがおすすめです

 

銘柄を購入する。

最後に銘柄を購入しますが、すぐに買わずしばらく購入対象の銘柄を観察してください。

 

高配当株投資は長期的な右肩上がりが期待できるインデックス投資とは違い、できるだけ安いタイミングで購入するのが良いです。

 

過去の配当利回りから、配当利回りが高まった銘柄から購入していくことをおすすめします。

 

また一気に買わずに少しずつ買い足していくことで、買った後で株価が下落し、配当利回りが高くなってしまうことがなくなります。

 

慌てて買うことなく、少しずつ配当金を育てていきましょう。

日本株を買うときの注意点

日本株を買うときに注意してほしいのが、開設する証券会社です。

 

日本株は原則、100株単位で売買しないといけないので、1株500円の株でも100株買えば5万円を払わないといけません。

 

しかし、1銘柄に何万円も投資すると、20銘柄集めるのに100万円以上のお金が必要になります。

 

したがって、日本株で高配当投資を行う場合は、1株から投資できる証券会社の口座を開設する必要があります。

 

僕のおすすめはLINE証券です。

 

口座開設が簡単で、アプリが使いやすいのでめちゃくちゃおすすめです。僕もLINE証券で高配当株投資を行っています。

 

今口座開設すると4000円分の株がもらえるので、すぐに売って、高配当株を買えば1~3銘柄くらいは買えます。

 

日本株で高配当投資を行うメリット

日本株で高配当投資を行うメリットは以下です。

  1. 為替の影響がすくない
  2. 税金の手続きが楽
  3. 割安株を見つけやすい

一つずつ見ていきましょう。

為替の影響がすくない

米国株を購入する際に為替リスクというのを考える必要があります。

 

現在のような円安の場合ドルの価値が高いので、$100の株を買う場合今年の1月の方が安く購入できます。

 

日本株も一応為替の影響はありますが、売買が日本円でできるので米国株を買うよりは為替の影響が少ないです。

www.fflkf.com

 

税金の手続きが楽

米国の銘柄から配当金をもらう場合、現地課税を引かれた後で、日本でも税金を取られるため、二重課税になります。

 

一応、確定申告で米国の課税分は返ってきますが、手続きが必要になるぶん、面倒に思う方は多いでしょう。

 

しかし、日本株の高配当投資なら日本での課税だけなので、税金の管理が楽です。

 

割安株を見つけやすい

日本株は30年間日経平均株価がバブル期を超えられていないため、PERやPBRでは割安水準で放置されている銘柄が多いです。

 

一方で米国株は長年の強気相場で割高感が否めないので、配当投資がしにくい環境です。

 

高配当株投資は配当利回りが高くなっているタイミングで買うのが良いので、日本株の方が割安銘柄を見つけやすいと思います。

日本株で高配当投資を行うデメリット

日本株のデメリットは以下の通りです。

  1. 米国株インデックスの方がリターンは大きい
  2. 日本経済の衰退の可能性が残る

米国株インデックスの方がリターンは大きい

日本株高配当投資は配当金を積み上げていくことで、不労所得を生み出せますが、長期では米国株を積立投資した方がリターンは大きいです。

 

したがって、この記事をご覧になっている方が20代や30代の今後何十年にもわたって運用期間が取れる場合、米国株を積立投資した方が多くのリターンを受け取れます。

 

したがって、僕のおすすめはインデックス投資ポートフォリオの中心に据えつつ、高配当投資で配当金を積み上げていくことをおすすめします。

 

日本経済の衰退の可能性が残る

日本株に投資するにあたって考えるべきデメリットとして、今後の日本経済の世界での競争力を考えると不安が残ることです。

 

今まで30年間日本株はバブル以降低迷していますが、今後このバブル期を超えられない可能性もあります。

 

株式投資の神髄は成長していく市場に投資することなので、このような懸念材料はしっかりと肝に銘じておきましょう。

まとめ

今回は日本株の高配当ポートフォリオの作り方を紹介しました。

今回の記事をまとめると以下になります。

 

この記事のまとめ
  1. 銘柄数は20~30。
  2. 業種は分散させる。
  3. 配当利回りだけで銘柄を選ばない。
  4. 買うときは少しずつ買う。
  5. 証券会社は1株単位で投資できるところを選ぶ。
  6. 長期では米国株インデックスのリターンが大きい

証券会社はLINE証券がおすすめです。

 

 

また、少々税金の手続きは面倒ですが、米国には世界有数の優良企業がゴロゴロあります。

 

米国株で高配当投資もめちゃくちゃおすすめです。

www.fflkf.com

 

そして米国株を買うときは以下の分析サイトのおすすめです。

www.fflkf.com

 

色々な投資法から自分に合った投資法を探していきましょう。

 

皆さんの投資がうまくいくことを祈っています。

 

それでは!