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「大インフレ時代!日本株が強い」をまとめました!【要約】

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こんにちは

 

今回はエミン・ユルマズ氏の「大インフレ時代!日本株が強い」を読んだのでこの本の要約と感想をまとめていきたいと思います。

 

本の中には今後投資すべき企業についても書かれていたので、この難しい相場を生き抜くヒントが見つかると思います。

 

ぜひ最後までご覧ください。

 

著者の紹介

それでは、さっそくまとめていきますが最初に著者の紹介をします。

 

エミン・ユルマズ氏「通称エミンさん」はエコノミスト・グローバルストラテジストとして活動されていて「複眼経済塾」の取締役です。

twitter.com

 

前著の「エブリシングバブルの崩壊」が大ヒットし、なんども重版されています。

 

こちらの本もとても勉強になるのでおすすめです。

>>「エブリシングバブルの崩壊」を要約!米国株の次にくるのは日本株!?

 

「大インフレ時代!日本株が強い」をまとめました!

この本の目次は以下のようになっています。

 

  • 第1章「逆風に晒される中国の現実」
  • 第2章「サプライド経済が破綻した米国の窮地」
  • 第3章「第二の解体の季節に突入したロシア」
  • 第4章「世界の中央銀行の功罪」
  • 第5章「テスラとメタバースに向けられる疑念の視線」
  • 第6章「典型的なポンジスキームだったFTX」
  • 第7章「『四季報新春号』解読で見えた日本復活」
  • 第8章「無人化大国・日本の強さ」
  • 第9章「日本への投資がどんどん増える時代」

 

一つずつまとめていきます。

第1章「逆風に晒される中国の現実」

この章では中国経済の失速についてまとめられている章です。

 

中国は近年米国に迫る勢いで成長してきた国ですが、中国のコロナに対するロックダウン政策についての失敗、不動産バブルの崩壊、米国の半導体に関する規制を取り上げ、今後中国が米国を追い抜くことがないことについて書かれていました。

 

また、中国が世界の工場としての役割を果たしていたことを挙げ、今後この役割を日本やアジア周辺諸国へその役割が以降していくだろうとエミンさんはおっしゃっています。

 

その証拠としてAppleiPhoneの製造を今後ベトナムやインドに移す計画を進めていますね。

 

第2章「サプライド経済が破綻した米国の窮地」

サプライサイド経済とは、お金持ちが保有するお金がどんどん増えていけば、お金持ちが使うお金が庶民にもうるおいを与えるという経済論です。

 

長年米国ではこのような政策を行うことで、格差がどんどん拡大していった経緯と歴史があります。

 

しかし、これが現在の米国で大きな問題になっており、中流階層の弱体化が進んでいることについてエミンさんは警鐘を鳴らしています。

 

お金持ちがどんどんお金を貯える一方で庶民との格差が進んでいること、そしてこのツケが大きな代償を払うことになるかもしれません。

 

第3章「第二の解体の季節に突入したロシア」

第3章ではウクライナ侵攻をきっかけに弱体化していくロシアとそれに代わって台頭してくる国について解説されています。

 

今回のウクライナ侵攻について、まずプーチンの考えた短期決戦での終結は完全に失敗したことを受けて、世界がロシアの実力を過大評価していたことが分かりました。

 

これを受けて、ロシアの抱える少数民族自治区の独立活動が活発になり、ロシアが分断化される可能性があること、またこのような状況を中国がねらっているとエミンさんは解説しています。

 

そして、ロシアが弱体化したことで台頭してくる国として、インドとトルコを上げています。

第4章「世界の中央銀行の功罪」

この章では2022年の急激な為替の変動について振り返り、日本の為替の対応について解説しました。

 

また、コロナをきっかけに各国がそろっていきすぎた量的緩和に踏み出したことで、本来上がる価値のないものまで価格が上昇したバブルになってしまったことをエミンさんは指摘しています。

 

そしてこれが将来的な経済のクラッシュにつながると予想されていました。

 

第5章「テスラとメタバースに向けられる疑念の視線」

コロナで一躍注目を浴びた企業としてはテスラが代表的ですが、テスラは今後苦境に立たされる可能性があることを解説しています。

 

テスラはもともと環境クレジット(CO2排出をする権利)を他社企業に販売することで大きく儲けた企業です。

 

今後他社メーカーがEVをリリースすることで、環境クレジットで儲けられなくなる可能性があります。

 

また、中国に販売を依存していたテスラですが、中国経済が怪しくなってきたことを考えると今後テスラの経営には不安が残ります。

 

また、メタについてもエミンさんは懐疑的な印象をお持ちでした。

第6章「典型的なポンジスキームだったFTX」

この章では、FTXの破綻の経緯について解説しています。

 

この破綻をきっかけに暗号資産について厳しい目が向けられることになるだろうとしていました。

 

第7章「『四季報新春号』解読で見えた日本復活」

この章では四季報の新春号について、全体感として見通しの良い企業が増えていることをあげ、2023年はどの先進国よりも見通しが明るいことを挙げています。

 

また日本企業の中でも注目度が高いのが新興企業群で、グロース市場が大きく動くのではないかとエミンさんは期待しています。

 

また、近年需要が高まっている半導体についても日本が優位に立てる可能性があるとしています。

 

そしてこの章で実際に注目すべき企業について具体的な銘柄を挙げておられました。

 

キーワードは「無人化」です。

 

具体的な銘柄はぜほ本著書を手に取ってご確認ください。

第8章「無人化大国・日本の強さ」

この章では無人化で日本が世界を大きくリードする可能性について書かれています。

 

そもそも日本には昔から無人化するノウハウがあり、これが日本の少子高齢化社会を救うものとして活躍するとしています

 

例えば、セコムは警備保障会社ですが、いつも警備員を立たせて守るというやり方からセンサーを設置して「何かあったら駆けつける」という画期的なシステムを開発しました。

 

こういった日本の強みが今後世界で注目されるだろうということです。

第9章「日本への投資がどんどん増える時代」

最後の章では、日本が世界のサプライチェーンの健全化に一役買うこと、そして日本の明るい未来の可能性について書かれています。

 

日本では長年続いたデフレから昨年ついに脱却し、インフレへの転換が期待されています。

 

これによって、投資への期待が今まで以上に高まっていることについて書かれています。

これまでの日本はデフレだったので貯金が最強の蓄財方法でしたが、いまやインフレの世の中にあって投資への期待が高まっています。

 

こうした世の中の流れにプラスして世界から日本が再注目されていることを考えると、今後大きな波が日本に押し寄せる期待があります。

 

まとめ

今回はエミン・ユルマズ氏の「第インフレ時代!日本株が強い」を要約してきました。

 

今回紹介した本は世界の流れをどのように読み解くべきかという本でしたが、「普遍的な投資の手法を学ぶ」というのも非常に重要なことです。

 

これは、投資のバイブルと呼べる歴史的名著から学ぶことができます。

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