こんにちは
今日は、バフェットの4大投資先のシェブロンの銘柄分析をしていきたいと思います。
シェブロンはバフェットの投資先の中で、Apple、バンクオブアメリカ、コカ・コーラに次ぐ、4番目に多い投資先です。
僕もシェブロンを持っていますが、ポートフォリオの1%未満なので、今後もインフレが高止まりするようであれば、買い増したいと思っている銘柄です。
「または、シェブロンへの投資を検討している」と言う方は、ぜひとも最後までご覧ください。
シェブロン(CVX)の基本情報
まずは、企業概要と直近のチャート、財務状況についてまとめていきます。
企業概要
シェブロンの企業概要は以下のようになっています。
シェブロンは石油、化学、発電事業を世界的に展開する米国の大手エネルギー会社。石油事業は原油・天然ガスの生産のほか、石油精製品の販売に加え、原油や天然ガスのパイプライン輸送を手掛ける。化学事業は石油化学製品、工業用樹脂、燃料などの製造。事業は探査・生産(上流工程)と精製・販売・輸送(下流工程)の2部門で構成される。
(引用元)https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/detail/CVX
直近のチャート
直近のチャートはコロナショック以降着実に株価は伸びて、ウクライナ情勢による原油価格高騰を受けさらに上昇しています。
アメリカのインフレや、ウクライナ情勢の長期化の可能性が高い現状を考えると、まだまだ投資妙味がありそうです。
財務状況・業績
項目 | 数値 |
株価純資産倍率(PBR) | 2.34倍 |
株価収益率(PER) | 20.6倍 |
1株あたり収益(EPS) | 8.14 |
配当利回り | 3.16% |
年初来 | 40.46% |
PERは20と米国株の中ではまだまだ割安水準です。
それなのに、年初来のリターンは40%と驚異的です。今年のS&P500がー15%と考えると凄さが分かると思います。
配当も3.16%と高配当なので、値上がり益も、配当収益も狙える銘柄です。
決算期 | 売上高 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 1株配 | 発表日 |
2020.06 | 13,494 | -10,597 | -8,270 | -4.44 | 0 | 2020/8/5 |
2020.09 | 24,451 | -44 | -207 | -0.12 | 1.29 | 2020/11/5 |
2020.12 | 25,246 | -957 | -665 | -0.33 | ー | 2021/2/25 |
2021.03 | 32,029 | 2,177 | 1,377 | 0.72 | 1.29 | 2021/5/6 |
2021.06 | 37,597 | 4,422 | 3,082 | 1.6 | ー | 2021/8/5 |
2021.09 | 44,710 | 8,055 | 6,111 | 3.19 | ー | 2021/11/4 |
2021.12 | 48,129 | 6,985 | 5,082 | 2.63 | ー | 2022/2/24 |
2022.03 | 54,373 | 9,054 | 6,277 | 3.22 | 1.42 | 2022/5/4 |
3ヶ月ごとの決算を見ると、コロナショック以降着実に収益を伸ばしていることが分かると思います。
これだけ利益が伸びていても、まだ割安な水準にあるので、今後も株価の成長が期待できると思います。
シェブロンの今後の株価や配当は?
ここまでの業績や直近チャートを考えると、今後もシェブロンの株価は成長が期待できます。
これまで石油株はGAFAMといった大型グロース株が市場を牽引してきた一方で、しばらくの間、株価が低迷していた過去があります。
しかし、2022年からのパフォーマンスを考えると、セクターローションが起きたと言って良いと思います。
一度あるセクターが伸びると、そのトレンドは3年程度は続くと言われているので、2022年のみにかかわらず、今後も石油株の株価成長が期待できます。
また、配当についても、着実に利益を伸ばしていることを考えると、今後も増配が期待できると思います。
まとめ
今回はバフェットの4大投資先のシェブロンについて銘柄分析を行いました。
シェブロンのような石油株の上昇はまだ始まったばかりです。今後もエネルギーセクターに投資することで、GAFAMやS&P500指数よりも高い投資リターンを得ることができそうです。
皆さんのポートフォリオにも一つ石油株を加えてみてはいかがでしょうか?
またその他の銘柄分析もぜひご覧ください。