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ZIMの今後の株価は?配当金は?船を持たない海運会社を解説!【銘柄分析】

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こんにちは!今回はジム・インテグレーテッド・シッピング・サービシズ(以下ZIM)の銘柄分析を行いたいと思います。

 

ジム・インテグレーテッド・シッピング・サービシズとは、イスラエルに本社を置く海運会社です。

 

日本郵船や、商船三井に投資する中で、「日本の海運株がこんなに勢いがあるなら海外の海運会社にはもっと良い企業があるかも」ということで、調べてみたところ見つけたました。

 

今回はこの企業の今後の株価や、配当金について分析を行っていきます!

 

海外の海運株が気になっていた方はぜひともご覧ください。

 

 

ジム・インテグレーテッド・シッピング・サービシズ(ZIM)の基本情報

最初にZIMの基本情報がこちらです。

 

企業概要

ジム・インテグレーテッド・シッピング・サービシズはイスラエルの海運会社。世界の主要な貿易ルートをカバーし、海上コンテナ輸送と物流サービスを展開する。革新的なデータ駆動型戦略やチャーター船利用によるアセットライトモデルにより、柔軟なコスト構造と運営効率で収益性の向上と、より良いサービスの提供を目指す。また、積極的な市場開拓も行う。本社所在地はハイファ。

(引用元)

ジム・インテグレーテッド・シッピング・サービシズ【ZIM】:株式/株価 - Yahoo!ファイナンス

 

基本的な数値・チャート

項目 数値
株価収益率(PER) 1.49
1株あたり収益(EPS) 38.9
配当利回り 15%
年初来 1.8%

 

配当利回りについては、直近の配当が17$の特別配当だったため、過去の平均的な配当額から配当利回りを算出しています。

 

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過去のチャートはこのようになっています。

 

現在、配当の権利確定後の売りが大きく、株価は下落中ですが長期で見ると右肩上がりのチャートを形成しています。

 

配当も15%程度だと考えると、今が買い場かもしれません。

 

業績

次に業績を確認していきます。損益計算書はこちらです。

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(引用元)ZIM Integrated Shipping Services Ltd (ZIM) 財務サマリー

 

直近の伸びが凄いですが、それ以前も着実に収入を伸ばしていることが分かります。

 

純利益率が4割もあり、堅調に稼ぐことができていると思います。ちなみに業種は違いますが、世界の時価総額1位の企業のAPPLEの純利益率が2割程度だと考えると、非常に稼ぐ力の大きい企業であることがイメージできると思います。

 

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貸借対照表がこちらです。

 

こちらも負債額よりも、資本の方が多いので、財務も堅調なことが分かります。

配当金はいつもらえる?配当額は?

ZIMの過去の配当金権利月は3月、5月、8月、12月です。それぞれの支払月はおおよそ1ヶ月後に支払われます。

 

また、配当額は3月の特別配当をのぞくと、2ドル~3ドルの間で推移しています

ZIMの強みは?

そんなZIMの強みは、海運会社なのに船をほとんど保有していないという点にあります。

 

船を保有せず、どのようにして荷物を運んでいるかと言うと、レンタルした船で物を運んでいます。

 

多くの企業は、自前の船を保有し海運業を営んでいますが、船を保有することでメンテナンスの費用がかかったり、沈没するリスクが付きまといます。

 

また、新規で船を購入する時には莫大なお金が必要になります。また買うことができる船には限りがあります。

 

ZIMは借りた船なので、沈没するリスクはりますが、メンテナンスの費用を抑えることができます。

 

また、船を借りる数には乗り込む従業員さえ確保できれば、いくらでも借りることができるので、利益を出しやすいと思います。

 

近年は保有することがリスクになったり、効率的な経営を妨げる要因になったりするので、ZIMはそう言った面で非常に効率的な経営ができている企業だと思います。

 

ZIMのリスク

効率的な経営を行っているとはいえ、現在は海運業界全体が盛り上がっています。

 

これは、コロナウイルスによる影響で、運賃の高騰が起きたためです。

 

この運賃が将来的にコロナ前の水準になった時に、営業利益が下落することになります。

 

つまり現在の好調ぶりが今後何年も続くとは思えないという点がZIMに投資するリスクであり、運賃価格に業績が左右される点は覚えておきたいところです。

 

したがって、例えば石油タンカーなどの他の銘柄についても、監視が必要だと思います。

 

www.fflkf.com

 

ZIMの今後の株価は?

今後の株価を考えた時に、コロナウイルスが収束するまではある程度業績や株価は堅調に推移すると思います。

 

しかし、運賃価格が下落し始めると、株価も下がるのではないかと思います。

 

僕は、現在ZIMの株を保有していますが、今の配当水準(4半期ごとに2$程度)が続く限りは保有していようと思っています。

 

米国株の強気相場がそろそろ終わりを迎えると言われるなかで、配当金というは下げ相場では、心の支えになるので数年後に来る下げ相場に備えていこうと思います。

 

(2022年5月23日追記)

ZIMの第1Qの決算が発表されました。確実に利益が伸びています。

www.fflkf.com

 

まとめ

今回は、ZIMについて銘柄分析を行いました。企業業績は絶好調ですが、今後もこの業績や成長性が維持できるかどうかは、コンテナの運賃価格に左右されると思います。

 

この業績がずっと続くとは思わず、しっかりと決算と配当金の発表を観察していこうと思います。

 

ちなみに米国の高配当株に投資する場合は以下の書籍がおすすめです。

 

著者はバフェット太郎氏で、SNSなどでの過激な発言からアンチが多いですが、発信していることは論理的で堅実な投資法なので、今後アメリカのリセッションが意識される今のような相場では、その投資法とマインドは勉強になると思います。

 

 

それでは!!