こんにちは
S&P500指数やナスダック指数に連動するインデックスファンドに投資をしている方で「アメリカの個別株にも興味が出てきた!投資してみよう!」と思った方は多いと思います(僕のことですw)
そんな方に向けて、米国株投資において知っておきたい言葉として「為替リスク」という言葉があります。
皆さんご存知ですか?
この質問に「ドキッ(やばい・・・知らねぇ)」となった方はぜひ最後までご覧ください!。
この記事を読めば、為替レートの上下と株価の変動の関係が分かります。
為替リスクとは?
まず、為替とは1$=100円とかよくニュースで発表されるレートのことです。
世界の金融状況によって、この数字は日々上下しています。
この為替が上下することで、自分の保有する米国株の株価が変動するのとは別で、価値が変動することが「為替リスク」と言います。
例えば、1$=100円の時、1株10$(1000円)の株を購入したとします。
為替がそのまま変わらず、株価が1$(100円)上がれば、保有株の価値は1$(100円)アップなので、11$です。
しかし、1$=90円の円高になって、株価が10$から変わらなかったら、10$の株の価値は900円になります。
つまり株価の変動はなくても為替の変動が起きれば、資産が増えたり減ったりするこれが為替リスクということです。
さっきの状況、1$=100円の時に、1株10$(1000円)の株を購入したとします。
あとで、1$=90円の円高になり、株価が1$アップすると11$になります。
しかし、為替が1$=90円なので、11$=990円になり、株価が上がっているのに10円の含み損になります。
これを円高、円安、株価の上げ下げでまとめてみると・・・
円高で買って、円安で売りたい
この表は、購入した米国株の変化でまとめましたが、逆に言うと円高の局面で株価が下落していれば、大バーゲンセールの状態で株を購入することができます。
つまり、株は円高の局面で買った方が、同じ株価であったとしてもお得に購入することができます。
米国株を買うときは円高を、売却する時は円安を祈りましょう。
なぜ為替は変化する?
ここまで記事をご覧になって、あるていど株価の上下と、為替の上下の関係をしることができたと思いますが、そもそもなぜ為替は動くのでしょうか?
答えは割と単純で需要と供給の関係で動きます。
みんなが欲しい通貨は高くなり、みんなが欲しがらない通過は安くなります。
例えば、現在日本はコロナショック以降マイナス金利が続いていますが、アメリカでは、最近利上げが発表されました。
金利がつくということは、利息が付くことを意味します。
利息が付く通過($)とつかない通過(円)なら、どちらが欲しいですか?
もちろん、利息が付く通過の方が欲しいと思います。
この場合、$はたくさんの人が欲しくなるので、$の需要が高まり、価値が上昇します。一方で、円の需要がなくなるので、円の価値は安くなります。
また、戦争などで、各国から経済制裁を行われた国の通貨は、デフォルトに陥る可能性がありますので、通貨は安くなってしまいます。
まとめ
今回は、米国株に投資をするうで知っておきたい為替リスクについて解説しました。
為替リスクを正しく把握して、ぜひ楽しい個別株の運用をしていきましょう。
米国株投資では、マネックス証券がおすすめです。注文方法がたくさんあって便利なうえに、手数料は最安基準。
またアプリも使いやすいので、ぜひ検討してみてください。
それでは。