最近Twitterや投資の業界でARKKという言葉をよく目にします。
「ARKKって何?」と思われる方も多いと思います。
ARKKとは簡単に言うと、「破壊的イノベーション」をコンセプトに運用しているアクティブファンドのETFです。
「破壊的イノベーションって?」という方や、マネーリテラシーの高い方は「アクティブファンドってインデックスに勝てないんじゃ?」という方も多いと思います。
そこで今回は、今話題のETFであるARKKのチャートや直近の成績、構成銘柄、なぜこんなに注目されているのかまで解説したいと思います。
この記事ではこんなことが分かります。
ARKKの概要
ARKKの直近成績
ARKKの構成銘柄
アクティブファンドに投資して大丈夫か?
ARKKの概要
ARKKはファンドマネージャーであるキャサリン・D・ウッドさん(愛称はキャシー)によって、「破壊的イノベーション」をコンセプトに運用されるアクティブファンドのETFです。
基本的な情報はこちら
ARKKの直近成績
直近の成績はすごいことになっています。
1年間のリターンが178%ということで、3倍近いリターンをたたき出している脅威的な成績です。
昨年のS&P500の成績が15%程度なので、その10倍以上のリターンです。
まさに寝てればお金が増えるという状態です。
こちらがチャートになります。
一番上の青い線がARKK、真ん中の水色がNASDAQ100、一番下のオレンジがS&P500です。
これを見て分かる通り、NASDAQもS&Pも余裕でアウトパフォームしています。
ARKKが凄すぎて、S&Pがもはや水平に近くなっていますから、直近の成績は文句の付けようがありません。
ARKKの構成銘柄
ここまでのリターンを一体どんな銘柄に投資することでたたき出しているのか?
今最も勢いのあるテスラを筆頭に、運用されていることが分かります。
また、テラドックやスクエア、Spotifyなど、今後期待できる銘柄もたくさん入っていますね。
これらは、キャシーさんが「破壊的イノベーション」つまり、産業革新を狙える企業を選び投資を行っています。
アクティブファンドに投資して大丈夫か?
さて、直近の成績を考えると、とても魅力的な印象のARKKですが、これはアクティブファンドのETFです。
人が運用するアクティブファンドは、経費率が高く、長期ではインデックスファンドに勝てないという事は多く事実ですし、著名な投資家もこれを認めています。
アクティブファンドの8割~9割はインデックスファンドに勝てないのです。
しかし、ここで大事なのは、「全敗ではない」という点で、ほんの一握りのファンドは市場平均に勝てているのです。
今回のコロナショックを経験し、それ以降圧倒的なリターンをたたき出したARKKは投資するだけの信頼性はあると僕は考えています。
しかも、ファンドマネージャーは「キャサリン・D・ウッド氏」
そう、「Dの遺志を継ぐもの」なのですww(すみません、ふざけましたw)
ARKKのキャシーって
— キョロは今日も資産運用@200記事達成 (@KzG5w) 2021年1月10日
キャサリン・D・ウッドさんて言うのね!!
そうか、彼女はDの意思を継ぐものだったのか!#投資家さんと繋がりたい pic.twitter.com/SKshGdZSRB
ただ、現状でARKKに投資できる証券会社はサクソバンク証券とIG証券だけです。
また、これらの証券会社は、一般口座のみの開設しかできないので、利益確定後は確定申告が必要になりますので、注意してください。
まとめ
以上がARKKの解説でした。
数少ない優秀なETFであることは、変わりないので、投資を検討する価値はありそうです。
僕は先日、生命保険を解約した割戻金が14万円ほどあるので、ARKKの購入を考えています。
皆さんもポートフォリオの大部分をインデックスファンドで安定的に運用し、一部をアクティブファンドで運用することで、多少なりのロマンを追い求めてはいかがでしょう?
それでは!!