こんにちは!
今回は「FIRE最強の早期リタイア術」を読んでみたので、概要と感想を書きたいと思います。
この本はとても売れた本なのですが、300ページと結構ボリュームがあります。
この記事では、この本の概要と読むべき場所も示しているので、せめてそこだけでも読んでもらえたらとおもいます。
FIREの本は以前にも読んでいるので、ぜひそちらも読んでみて下さい。
FIREのブームはアメリカで起こったものですが、最近になって日本でもそういう生き方をする人が出てきましたね。
先日、オリラジの中田さんも、FIRE関連の動画を上げていましたね。
【働かないで生きていく①】最強の早期リタイア術〜遊んで暮らして金もある〜(FIRE)
今回紹介する本は、この動画で扱われていた本です。
ぜひ、この記事と合わせてご覧ください。
各章の概要
まずはこの本の各章の概要と、個人的に読む価値があるかお伝えしていきたいと思います。
この本の目次はこんな感じです。
- お金のためなら血も流す
- 桃のシロップ、段ボール箱、コーラの缶
- (まだ)みずからの情熱に従うな
- あなたは私のものだ
- 誰も助けに来てはくれない
- ドーパミンについてわかったこと
- マイホームは投資ではない
- 本物の銀行強盗
- 株式市場の暴落をいかに乗り切るか
- 私を救ってくれた魔法の数字
- 現金クッションと利回りシールド
- お金を浮かすために旅行する
- バケツ・アンド・バックアップ
- インフレ、保険も恐るるに足らず
- 子どもはどうする?
- 早期リタイアの負の側面
- 自由になるのに100万ドルは必要ない
- 我が道を行け
お金のためなら血も流す
欠乏マインドについての説明がされている章です。
それ以外は筆者の生い立ちなので、興味がなければ読まなくてもいいいです。
欠乏マインドとは本書ではこう書いてあります。
何かが不足しているとき、それがあなたの生活において最も重要なものになります。
それ以外は全て二の次です。
お腹が減っている時は食べ物のことを想像しますよね?
それと同じです。
つまり、お金がない人はお金に執着するようになるということです。
桃のシロップ、段ボール箱、コーラの缶
この章は「人によって何で幸福を得られるのか違うから、自分が何で幸福を感じるか把握し無駄な物を見える化しましょう」てことが書いてあります。
以上!ww
読まなくても大丈夫ですww
(まだ)みずからの情熱に従うな
この章で言う事は二つ
やりたいことは後でやれ!まずはお金を稼げ!!
費用対効果の大きい仕事を選べ!
以上です。
これだけなので、読まなくても良いです!!
あなたは私のものだ
借金するな!
したなら、最優先で返せ!!
以上!次!
誰も助けに来てはくれない
自分を守るために、スキルを磨け!!
以上!次!
ドーパミンについてわかったこと
この章は個人的に結構大切だなと思いました。
まずのこの章では、あなたを幸福にさせるお金の使い方と、あなたが痛みを感じない支出の削り方について書いてあります。
筆者はまず、支出には3種類あると言っています。
基礎的な支出:家賃や光熱費など当たり前に思っている日々の費用です。
ご褒美:あなたの幸福感を増してくれる、たまにある支出です。
想定外の支出:問題が生じた時に対処するための費用で、あなたの幸福感を低下させる要因です。
これらの支出のうち、あなたが支出を削っても痛みを感じない、もしくは痛みを最初は感じても、そのうち慣れる物を見つけて自分のライフスタイルにあった支出をするよう試行錯誤するべきだと筆者は述べています。
マイホームは投資ではない
マイホームについて書いてあります。
「マイホームは投資ではない」というのは多くの本に書いてあるので、読み飛ばそうと思いましたが、この章では家を買うのか、賃貸に住むのかの基準が書いてあったので、それは価値のある内容だと思いました。
家を買う基準は、月の住宅ローン×1.5=Aとします。
A>家賃なら賃貸に住み、家賃>Aなら家を買うべきと筆者は述べていました。
明確な基準があって分かりやすかったです。
本物の銀行強盗
この章の内容
インデックス投資をしよう!
以上!次!
株式市場の暴落をいかに乗り切るか
この章ではポートフォリオとリスク管理について書いてある章です。
結構専門的な用語が多く出てきたので、読んで理解するのは投資を始めたばかりの人には難しいかもしれませんが、重要なことです。
簡単に言うと、「自分が安心して持つことができるポートフォリオを作ろう」てことです。
暴落時にパニックになって売ってしまうなんてことにならないように、債券や株式の割合を調整しましょうという内容でした。
ちなみに筆者は株式と債券を「6:4」でポートフォリオを組んでいましたが、ポートの構成は年齢、目的によって変わるので、これが絶対の答えではありません。
年齢が若くて、よりリスクをとれる方もいれば、運用期間が短く、そこまで多くのリスクを取れない人もいると思います。
実際、自分に合ったポートフォリオは投資を実際にやってみないと分からないので、やりながら自分の最適解を見つけることが重要だと思います。
私を救ってくれた魔法の数字
この章で書かれていることは、リタイア後のことです。
いったい積み上げた資産をどれくらいのペースで切り崩すのか。
それは資産の4%です。
4%ずつ切り崩すと試算が30年後も持続している確率は95%もあるそうです。
つまり、4%の中で生活をすることで資産は減ることがなく、半永久的にお金を生み出してくれるのです。
現金クッションと利回りシールド
この章の内容
株価の下落時に自分の資産をたとえ4%だとしても切り崩すと無くなってしまうかもしれないから、下落時に使うお金「現金クッション」とETFからもらえる配当金「利回りシールド」で乗り切ろうね!!
以上!次!
お金を浮かすために旅行する
この章の内容
旅行で物価の安い東南アジアとか回ると、年間の生活費よりも少ない出費で旅ができることもあるから、旅行はおすすめ!
以上!
バケツ・アンド・バックアップ
リタイア後の資産を守るためにいくつかの、方法を用意しておこう!
現金クッション、利回りシールドの他にも、パートタイムで働くなど、いくつかの方法を用意しておくといいよ!
という内容です。
インフレ、保険も恐るるに足らず
リタイア後は生命保険なんていらないし、インフレは旅行などで国を変えれば問題ない!!
以上!
子どもはどうする?
子供を産んでも、工夫次第でいくらでもリタイアできるから安心して!!
以上!
早期リタイアの負の側面
そんなものはない!!
リタイア最高!!ていう内容ですww
以上!
自由になるのに100万ドルは必要ない
そのまんまです。
自由になるには100万ドルつまり1億円なんていらない。
サイドFIREなどでも十分自由な時間を手に入れられるという内容です。
我が道を行け
自分のやり方で自由のために行動することが大事です!!
僕がこの本から学んだこと
僕がこの本から学んだことは、現金クッションの考え方と、平均的な収入でも貯蓄率を上げることで、遅かれ早かれFIREを達成できるという点です。
僕の投資の目標はFIREですが、この目標に向かって日々ひたすら投資を続けていきます。
まとめ
今回は、めちゃくちゃざっくりと本の内容を紹介しました。
この記事を読んで、内容が気になった方はぜひ購入してみてください。
それでは!!