こんにちは。
- 子どもの大学の学費などに備えて、お金を貯めておきたいけど、学資保険に加入した方が良いのかな?
- 学資保険以外に、子どもの学費に備えておく方法はないかな?
今回はこの質問に答えていきたいと思います。
結論から言うと、学資保険は僕はしないほうがいいと考えています。
今回の記事を読むことでその理由が分かります。
この記事を読むと、こんなことが分かります。
学資保険をおすすめしない理由
子どもの学費を準備するおすすめの方法
今回の記事は、この本を参考にして書いています。
学資保険以外にも、あらゆるお金の知識を得ることができる、もはや「人生のバイブル」と言っても過言ではない本です。
学資保険をおすすめしない理由
僕が学資保険をお勧めしない理由は次の3つの理由からです。
利回りが低い
途中解約による元本割れのリスク
インフレに対応していない
利回りが低い
まず、学資保険は利回りが低いです。
学資保険の平均的な利回りは0.2~0.3%と言われています。
この数字を見て、どう思いましたか?
「定期預金よりも利率が高いからいいんじゃない?」
と思われるかもしれませんが、僕からみると「ひくっ!!」と思ってしまいます。
投資信託など株の平均的な利率が6~7%だということを考えると、学資保険の利率はその10分の1、20分の1ほどのわずかな利率です。
これが、どのくらい運用に差が出るのかシミュレーション比較した表がしたの表です。
毎月2万円を大学入学までの18年間積み立てたとして計算します。
( )の中の数字の利率で運用できたとすると、学資保険では2.7%ほどの増加率でしたが、比較的、安全な資産と言われる債券でも32%増加率でした。
投資信託や株に至ってはほぼ2倍に増えています。
もちろん必ずしもこうなるとは言い切ることはできませんが、それでも債券や株の運用成績が学資保険を下回ることはほぼないということは言えそうです。
途中解約による元本割れのリスク
学資保険では、途中で解約する場合に高確率で元本割れをしてしまいます。
子どもの学費を貯めているのに、元本割れしてしまっては普通に預金をしていたほうがいいレベルです。
長い間積み立てる間に何が起こるかわかりません。
その間に自分の大切なお金が無くなってしまうリスクは避けるべきだと思います。
「それを言ったら投資信託や株も同じではないか!!」と思うかもしれませんが、投資信託や株の場合、それに見合うリターンがあります。
しかし、学資保険の場合は、元本割れのリスクがある割にリターンはとても低いです。
これが僕が学資保険をおすすめしない理由の二つ目です。
インフレに対応していない
最後の理由として、学資保険はインフレに対応できていません。
インフレとは、お金の価値が低くなって、物価が上昇することですが学資保険は貯蓄型の保険であるという性質上、インフレに対応することができません。
つまり、学資保険の最終的な金額は、444万円となっていましたが、今の444万円と18年後の444万円では、18年後の444万円の方が価値が低いのです。
せっかく、準備したお金の価値が低くなっていたら、とても残念ですよね。
これが理由の3つ目です。
子どもの学費を準備するおすすめの方法
それでは学費の準備には何が良いのか?
それはジュニアNISA です。
ジュニアNISA とは子どもの学費を準備するために積み立てる投資の口座の種類だと思ってください。
しかも、年間80万円分の投資に対して5年間の運用益に税金がかかりません。(本来は税金がかかります)
「でも、子どもの学費を準備するのに、株って危険ではないの?」
と思われるかもしれませんが、株は15年間以上投資し続けると、元本割れのリスクが極端に低くなるという性質があります。
もちろん、15年間の間に、暴落することもあれば不景気に突入して思うように資産が増えないなんてこともありますが、どんな時も、愚直に投資し続けることで、利益を高確率で出すことが可能です。
その、証拠として、バブル絶頂期から投資を始め毎月コツコツ投資した人でも利益が出ているというデータもあるくらいです。
バブル絶頂期!日経平均株価38,915円から毎月1万円を積立てたらどうなったのか!?【積立投資家必見】
まとめ
大切な子どもの夢を叶えてあげたい。
お金を理由に将来の夢を諦めて欲しくないというのは、親の正直で切実な気持ちだと思います。
子ども達のために、多くのお金を準備しるには、お母さん、お父さんのお金の知識が大切です。
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