こんにちは!
今回は「10万円から始める!小型株集中投資で1億円」という本を紹介したいと思います。
僕の行っている投資は、リスクをなるべく減らし、コツコツと資産を増やしていく方法です。
しかし、中には「速くお金持ちになりたい!!」と思う方
「投資信託よりもリスクをとっていいから、速くお金持ちになりたい!!」と思う方もいると思います。
今回はそんな人に向けてこの本の紹介記事を書いてみました。
小型株とは
まず、この本の題名にも出てくる「小型株」について説明したいと思います。
小型株とは、一言でいうと「小さな会社」と思ってもらってOKです。
本当は、時価総額がなんたらかんたらと説明ができるのですが、ここでそんなに説明しても意味がないので、やめておきます。
つまり、本書では「10万円の元金を小型株に集中投資することで、1億円稼げますよー」と言いたいのです。
この本で学べること
この本で学べることは以下の通りです。
本書の目次から引用します。
11年以内に株価3倍以上になる株の共通点
23倍株を深堀りしよう
3小型株でホームランを狙おう
4上がる株には2つのパターンがある
5あなたの身近にお宝情報がある
6「買い時」「売り時」がわかる
7必要最低限でOK!チャート活用術
8株式投資でやってはいけない8つのこと
目次で分かるように、この本では値上がりする小型株の見つけ方や、その株の買い時や売り時、投資においてやってはいけないことまで。
遠藤氏の投資スタイルの始めから終わりまで丁寧に書かれています。
そして、遠藤氏は既存の概念である「分散投資が安全」という考えを否定し、小型株集中投資こそ、最低リスク&最高リターンの方法であると述べています。
勉強になったこと
僕がこの本で気になったのは目次の最後、「株式投資でやってはいけない8つのこと」です。
その8つとは
1分散投資はやってはいけない
2下がった株を持ち続けてはいけない
3有名な大企業の株は買ってはいけない
4株価を見て株を買ってはいけない
6理解できない株を買ってはいけない
8他人に預ける投資はやってはいけない
僕がこの中で賛成だと思ったのは2、4、5、6、7です。
分散投資をしてはいけない
特にリスクを下げるための「分散投資」をしてはいけないというのは投資の勉強をし出してから始めて聞いたので、びっくりでした。
遠藤氏は本書でその理由についてこのように語っています。
一般的な個人投資家のレベルで複数の銘柄に分散投資をしてしまうと、必ず「あれ?この株なんで買ったんだっけ?」といった基礎的な混乱も生じたりして、保有株の管理がずさんになってしまいます。
この理由には僕もそうだと感じました。
僕も投資の始めたての時に同じ失敗をしたからです。
そして遠藤氏はこのようにも述べています。
1つの銘柄に集中投資すれば、「失敗できない」意識も強く働くため、より丁寧に調べるようになります。
つまり、遠藤氏は分散投資を止める代わりに、徹底的に一つの銘柄を調べて、集中投資する方が、効率が良いということを述べているのです。
株価を見て株を買ってはいけない
「えーーーーー!!」
そう、思った方も多いと思います。
株と言えば、株価を見てその株を売買するか決めるということをしている人はめちゃくちゃ多いと思います。
しかし、遠藤氏はそれはしてはいけないというのです。
遠藤氏はこのように語っています。
「株価」」はあくまで「単価」なのでそれだけでその株が実質的に割安か割高か判断することはできません。
「じゃあ何を見て判断すればいいんだ!!」と思いますよね?
遠藤氏はこのように語っています。
株を買う時は、株価ではなく、その会社の「時価総額」(会社をまるごと買った時の値段)を見るのです!
つまり、時価総額を見て、企業の業績や知名度よりも大きければ、「割高」低ければ「割安」と判断できるということです。
この考えは僕の中で、とても新鮮でした。
たしかに、そうだなと思う部分も多く、一回試してみようかなと思いました。
まとめ
いかがでしたか?
小型株集中投資。
最初は無謀だと思いましたが、本書を通して考えると挑戦してみる価値があるなと僕は思いました。
皆さんも、自分に合った投資のスタイルを見つけるために色々と試してみてはいかがでしょうか?
失敗しても経験が残ります。
それは必ず、将来の自分の糧になるでしょう!!
それでは!