投資をしていますか?
もししていない人は投資に対してどんなイメージをもっていますか?
たぶん、そんなにいいイメージをもつ人はいないと思います。
僕も投資を始める時に、親に最初反対されました。
私達はなぜか投資に対していいイメージをもっていません。
偏見があるんです。
ですが、投資はお金を賢く管理するうえで必須な方法です。
今回は、投資に対する偏見に対して、反論してみたいと思います。
日本人はなぜ投資にたいして悪いイメージをもつのか?
犯人は徳川家康!?
私達日本人の多くが、投資に対して悪いイメージをもっている原因は江戸時代のこいつのせいです。
そうです。
徳川家康です。
江戸時代、江戸幕府をひらいた家康は国民を統治するための政策として、「士農工商」という階級制度を作りました。
この意味は社会の階級を武士、農民、職人、商人の順に定め、お金を稼ぐ商人をいやしい身分としました。
つまり、私達が持つ「お金=汚い」というイメージはこの時代に生まれました。
どうして、家康がこのような考えを国民に植え付けたかと言うと、国民がお金持ちになったら困るからです。
一国民が富を持つと反乱などのリスクがあるので、国民は皆貧乏であるほうが、統治しやすいのです。
「お金は汗水たらして一生懸命働いて得るものだ」という考えがこの時代に生まれました。
この考えは明治になっても人々に受け継がれ、現在の私達にも根付いているのです。
投資はギャンブル
まず聞くのが投資はギャンブルだと言うことです。
投資はたしかに必ず自分のお金が増えるわけではありません。
株価によって、自分のお金が増えることもあれば、減ることもあります。
それを見て、投資をしたことがない人、または投資によって損をした人はこのように表現するのだと思います。
反論
「投資はギャンブル」という言葉、これは投資に対しての仕組みをまるで理解していないと僕は思います。
まず、ギャンブルとは競馬や競艇、競輪、カジノで行われるゲームのことを指します。
ギャンブルの場合、賭けに買った人に渡すお金の出どころは、同じ賭けに負けた人の
お金です。
例えばポーカー。
ポーカーは自分の手札の組み合わせを競うギャンブルですが、ポーカーの場合、かける金額は同じにしないと勝負が成立しません。
掛け金を同じにして始めて勝負が行われ、負けた人は勝った人にお金を支払います。
なので、負けた人の金額=勝った人の金額になる仕組みです。
しかし、投資の場合もうけたお金の出どころは、企業のもうけたお金です。
したがって、投資の理論では全員もうけることが可能です。
勉強のテストのようなものです。
あれは、点数の高い低いはありますが、理論上では全員100点をとることが可能ですよね?
この点で投資はギャンブルではないという事ができます。
投資は怖い・財産をなくす
マスコミの情報操作
もう一つは投資は怖い、財産をなくす、もっと言うと借金を背負うという言葉です。
ニュースで投資によって財産を失った人が取り上げられているところを見たことがあるのではないでしょうか?
しかし投資でうまくいっている人を取り上げているところはあまり見たことがありません。
まるで、投資をしている人皆が損をしているかのような印象すらうけます。
しかし、当然ながら投資で成功している人はたくさんいます。
でも、なぜかその人達が取り上げられることはあまりありません。
それは、マスコミによって投資によって失敗した人ばかり取り上げられているからです。
それは、その方が人の関心を引くからです。
人は悲しくも他人の不幸が好きです。
自分よりもうまくいっている人をどこかで妬み、失敗することを望んでいます。
だから、うまくいっている時は持ち上げておいて、失敗すると一気に手のひらを返すように批判する世の中の風潮はこういうところからきていると思います。
だから、マスコミが投資で失敗した人を報道すればするほど、私達には投資は怖いものだ、財産を失うという印象が生まれるというわけです。
反論
しかし、投資は正しい知識で正しく行えば、財産を失うことはありません。
また借金を負うこともありません。
そもそも、投資は企業に自分のお金を出資することですが、自分が出資した以上の負債を背負うことはありません。
つまり100万円を投資して損をするマックスは100万円だということです。
しかし、信用取引という投資の仕方をすると、借金を背負うことがあります。
したがって、信用取引はしてはいけないということだけを覚えておけば、とりあえず大丈夫です。
これだけの知識をなぜか日本人はあまり知りません。
よく分からないものを恐れるのは仕方ない事かもしれませんが、正しい知識を得ることで人生を豊かにすることもできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は投資に対する偏見に対して僕の意見を書いてみました。
正しく投資についての知識を蓄え、賢くお金を運用しましょう。