水玉の徒然なるままに

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学生時代の年金は追納すべきか?

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最近友達「年金の追納は行うべきか?」という相談を受けました。

 

この友達は学生時代の年金を申請により猶予されてたようです。

 

この猶予されていた期間の年金を追納すべきか悩んでいるとのことでした。

 

皆さんは大学時代に年金の納付を猶予される、学生納付特例制度を利用していましたか?

 

この学生納付特例制度、学生時代のお金のない時期にはありがたい制度ですが、あくまでも猶予、つまりはらう時期をまってあげる制度であり、全体の支払い合計が減るわけではありません。

 

したがって、20歳~22歳までの期間猶予されていた人はこの2年間分について、追納(後から払う)か払わないという選択肢が与えられます。

 

2年間分の追納はおよそ40万円。

 

新社会人の方や、毎月カツカツの人には少し払いにくい金額です。

 

また、将来のことを考えると、本当に年金をもらえるのか分からないという考えもあるので、払うかどうか迷っている人もいることでしょう。

 

払うくらいなら、自分で株に投資して運用するほうが良いのでは?という考えを持つ人もいるかと思います。

 

そこで今回は学生時代の年金を学生納付特定制度を用いて、年金の払いはじめを猶予した人について、年金の追納を行ったほうがいいのか、もしくは、同じお金を投資で運用したほうがいのか考えてみたいとおもいます。

 

 

 

 

結論

始めに結論から言うと、僕だったら追納しません。

 

そのかわり、自分で40万円を運用します。

 

その理由について、順をおって説明します。

 

国民年金について

まず、年金の制度について少し説明します。

今回の学生納付特例制度を利用する年金は国民年金という年金です

 

これは20歳以上の国民は加入が義務付けられている制度で、これを納めないと老後の年金を受け取ることができません。

 

その額は月約16000円程度で、年間約20万円ほどです。

 

大学を22歳で卒業したとして、年金を追納できる金額は2年分の約40万円になっています。

 

ここで気になるのは、この40万円を納付したとして、年間もらえる金額にどの程度差がでるかということです。

 

これは、調べたところによると、年間でおよそ4万円です。

 

つまり、もらえるお金が月々3300円程度のお金が増える計算です。

 

 

追納した場合

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この40万円を追納した場合、追納しなかった場合に比べると、年間4万円多くお金をもらえるので、計算としては

 

40万(追納した額)÷4万(追納して年間増える額)=10(追納したお金の元を取る年数)

 

となります。

 

つまり65歳から年金の受給を開始すれば、75歳の時に、追納した額の元がとれる計算です。

 

しかし、これはあくまで2020時点の話なので、現在20代の方が年金を受け取るころには受給開始の年齢が引き上げられている可能性は充分に考えられます。

 

 

投資した場合

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さて、それではこのお金を投資して運用した場合を考えてみます。

 

大学を卒業した年齢を22歳、運用したお金を取り崩す年齢を、年金受給にそろえて65歳と仮定します。

 

今回は平均的に運用できそうな5%で考えてみたいと思います。

 

この数字は景気の好調、後退はあれど、過去のデータを参考に期待できる平均的な運用実績かと思います。

 

さて、年金を追納する40万円を43年間、平均5%で運用すると、元金は43年間で326万円になります。

 

下の表に10年後、20年後、30年後の運用元金合計ものせておきます。

 

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これはあくまでも、平均的な金利の計算なので、景気の好調時には7%くらいの運用になるかもしれませんし、景気の後退には3%くらいの金利になっているかもしれません。

 

しかしこれは、株式の運用の実績において現実的なシミュレーションかと思います。

 

 

元金が減らない?

さて、投資をした場合、65歳からこのお金を追納した場合に増える年間4万円から取り崩した場合、いったい何年お金が持つのかを計算します。

 

増えた元金の合計は326万円

 

これを年間に増える4万円で割ると、326÷4=81年

 

なんと81年もお金はもちます(笑)

 

さすがにもう、生きていない年齢です。

 

しかし、これはあくまでも元金を一度に全額引き落とした場合です

今度は、年間の使う分4万円をその都度引き落とした場合です。

 

元金合計の326万円から4万円を引き落とすと、326-4=322万円です

 

しかし忘れてはいけないのが、引き落としていない322万円に5%の運用金利がのるので、

 

322万円×1.05(1年間の運用金利)=338万円・・・・・

 

増えてます笑

 

最初の326万円から12万円も増えている計算になります。

 

そうなんです。

 

ここまでくると、金利の運用実績の方が、年間取り崩す額より多いので、お金が減るどころか増えていきます。

 

これが投資の凄いところです。

 

しかし、40年間の間には何度かの景気の好調、後退、時には大暴落などがあるかと思います。

 

取り崩している間に、こうした事態が発生した場合は取り崩す額を下げてこのお金を守っていけば、半永久的な使用が可能です。

 

なぜなら、あなたは年金が一切もらえないというわけではなく、あくまでも、年間4万円、月々3300円程度のお金を他の人より少なくもらうだけで、年金は他にも企業年金や厚生年金などがあるので、これらの年金の受給でその年を乗り越えればOKだからです。

 

 

 

素人に運用は可能か?

ここまで読んでくださったかたの疑問として、投資の金利の凄さは分かったが、知識のない素人が株の運用などできないのでは?ということがあります。

 

これは、ごもっともな疑問ですが、素人でも運用は可能です。

 

どうするのかというと、インデックスファンドに投資をしましょう。

 

インデックスファンド?怪しいかと思われた方もおられると思いますが、これは一つの投資の方法です。

 

インデックスファンドについては別の記事で詳しく紹介しているので、そちらをご覧ください。

 

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僕が可能だといった理由がわかります!

 

 また、どうせ投資するなら、非課税の制度を使って投資をした方がめちゃくちゃお得です。

 

それについてはこちら!!

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まとめ

いかがだったでしょうか?

 

追納する場合、投資をする場合どちらにもある程度のリスクは存在します。

 

追納の場合はいつからもらえるかわからないという点。

 

投資は運用の成績や取り崩しのタイミングを考えないといけないという点

 

どちらを取るのかはあなた次第ですが、投資についてはある程度の対策は可能ですし、年間のもらえる額は4万円で月々3300円。

 

この3300円のリスクをとるか、とらないかで決めればいいかと思います。

 

先行きの見えない将来にしっかりとお金の知識を取り入れ、備えていきましょう。